スペシャルゲストの再会です。
一見ギョッとする姿の「シマウシノシタ」。
今回も三浦半島の闇磯釣行の時に、タモ網で捕獲しました!
この日は、夕焼けがとっても綺麗で虹もセットで見ることができました。
これも釣行の楽しみの一つです。
シマウシノシタは、シタビラメの形をしていてササウシノシタ科に分類されます。
大きさは約20cmくらい。
表面は、黒帯のシマシマ模様と尾ビレに黄色い小斑があるのが特徴です。
皮がけっこう硬いです。
少しゴツゴツ&コラーゲンのヌルッとした質感。
よく見るとクリクリとした、可愛らしい両目が右側に付いていています。
先回はシンプルに煮付けとムニエルにしましたが、
今回はそのまま素焼きにして、野菜も一緒に食べられる「南蛮漬け」にしました。
南蛮漬けの意味って??
南蛮漬けの「南蛮」とは、かつてこの料理を日本に伝えた南蛮人(スペイン人やポルトガル人など)から名付けたもの。 揚げた魚や肉を甘酢で食べる料理で、さっぱりと食べられるのが魅力です。
酢と混ぜると野菜は綺麗に発色するので、少しこの奇妙な見た目を華やかに。
それでは、作り方のご紹介をします!
Cook!ngお手軽度:★★★☆☆
材料
- シマウシノシタ 100g
- 藻塩 0.5g
- 紫玉葱 30g
- パプリカ(黄色) 20g
- レモン 5g
<南蛮酢>
- 穀物酢 1/2カップ
- きび砂糖 大さじ3
- ターメリック 小さじ1/4
- 黒胡椒 少々
作り方
①シマウシノシタを捌き、斜めに切って藻塩を振る。
表面は包丁で滑りを取って、しっかりと水洗いをしてください。今回は卵が入っていました。
②①を網の上にのせて、約5分焼く。
シマウシノシタを焼くと、白身の弾力ほどよく強くなります。香ばしくて良い香りです。
焼きたてを食べると、意外と白身がしっとりとしていました。
③<南蛮酢>の材料を合わせて、薄切りにした紫玉葱・パプリカを漬ける。
穀物酢の代わりに、便利な寿司酢で代用するのもオススメです。酸味と甘味のバランスが良くて、1本で味が決まります。
黄金色のスパイス!ターメリックを入れるのは
ターメリックは「インド原産のショウガ科の植物」です。
スパイスとしても有名で、たとえばカレーには欠かせませんね。
清涼感のある香り・苦みが特徴的なので、
魚のマスキングやお酢とも相性ピッタリのスパイスです。
消化促進作用が期待できる
脳を活性化!
殺菌・解毒作用があるので、ウイルスの予防対策に
参考:日本食品標準成分表
④バットに焼いた②を置き、③を上からかけて具材を広げる。薄切りのレモンを軽く絞り盛る。
⑤皿に④を盛り、黒胡椒を振る。
とっちの美味しいレビュー
少し奇妙な見た目でも、白身の部分はタンパクな味わい
意外となんでも調理万能な魚
野菜もたっぷり食べられる!
おすすめのキッチン道具
・木屋 包丁
・柳宗理 ボウル
・ル・クルーゼ グリルパン
おしゃれで、そのまま提供してもテーブルの上が華やかになります。並々のプレートで焼き上がりも抜群!
スペシャルゲストの奇妙な魚「シマウシノシタ」のご紹介でした!
市場ではなかなか目にすることが少ない、海の仲間です。
見た目はインパクトはありますが、おいしい魚ですよ。
シマウシノシタのレシピはこちらでもご紹介しています。
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