マルスズキと緑野菜のバター蒸し&マルスズキの揚げ物究極のタルタルソース

季節は春になりました。

三浦半島の畑の収穫物もキャベツ・アスパラガス・新じゃがなど緑色の野菜が豊富です。

自然の息吹を感じて躍動感があり、見ているだけでも気持ちが良いです。

そして、久々の大物のマルスズキが釣れました。

今回は68cmの立派なマルスズキです!

まな板からはみ出るほどの大きさです。

銀色に輝くマルスズキは見た目もカッコ良いですね。

包丁で捌いている時も、身の締まりもあり適度に脂が乗っているように感じ、

出来上がりの料理が楽しくなりそうな気分になりました。

この立派なマルスズキを堪能できて、

お魚料理のバリエーションも広がるように、

はりきって今回は2メニューをご紹介します!

久々にスズキが釣れたので、気持ちテンションも高めです。

まず1品目は「マルスズキと緑野菜のバター蒸し」です。

目次
  1. フランス料理のヘルシーな調理法「エチュべ」
  2. マルスズキと緑野菜のバター蒸し
  3. 材料
  4. 作り方
  5. 春野菜の豆知識
  6. とっちの美味しいレビュー
  7. マルスズキの揚げ物 究極のタルタルソース
  8. 材料
  9. 作り方
  10. とっちの美味しいレビュー
  11. 今回の使用キッチン道具

フランス料理のヘルシーな調理法「エチュべ」

みなさんは「エチュべ」という調理方法をご存知でしょうか?

エチュベ(étuver)は、フランス語で、

「素材の持つ水分のみを使って蒸しながら煮る調理法」の意味です。

日本語で言うと「蒸し煮」です。

お鍋1つあれば簡単にできて、とってもヘルシーな調理法です。

本来、素材から出る水分を主に利用するので水は不要ですが、

ごく少量の水を加える場合もあります。

魚と相性の良い白ワインを入れるのは、オススメです。

なんとエチュベに使われる調味料は、基本的に塩のみ!

このシンプルな味付けが素材の旨みを更に引き立てるのです。

ちなみに、塩には素材から水分を引き出す力「浸透圧」の働きがある調味料です。

今回は風味とコクだしに、無塩バターを入れています。

しかも旬の緑野菜の栄養もたっぷり補給できて、

マルスズキの美味しさを丸ごと堪能できてしまう、優れた調理なのです。

cook!ngお手軽度 ★★★★☆

マルスズキと緑野菜のバター蒸し

材料

  • マルスズキ   100g
  • 藻塩   小さじ2
  • アスパラ   40g
  • スナップエンドウ   80g
  • 新じゃがいも   50g
  • 白ワイン   30g
  • 無塩バター   50g
  • 黒胡椒   少々

作り方

①捌いたマルスズキの皮・中骨を取り、切り身にする。

②アスパラは斜め3cmに切る。スナップエンドウは筋を取り、縦半分に開く。新じゃがいもの皮を水で良く洗い、半分又は1/4等分に切る。

春野菜の豆知識

春に出回る山菜類や芽ものは、アクや苦味などクセのある味が特徴です。

苦味・・・「植物性アルカロイド」という成分が元になっており、老廃物を体の外に出してくれる解毒作用の働きや、新陳代謝を促す働きがあります。
香り・・・ 春野菜の主な香り成分である「テルペン類」には、血行促進や抗酸化作用があります。

③鍋に、②の緑野菜類を敷き①のマルスズキを上にのせる。全体的に藻塩を振り、白ワインを回し入れてバターをのせ黒胡椒を振りかける。蓋をして、中火で約20分加熱する。

とっち
とっち

たくさん素材を詰めて、水分が少なくても安心してください!

ル・クルーゼの鍋のような、密着して重めの鍋がオススメです。

④最後にディルを添える。

とっち
とっち

鍋底に、美味しい素材の汁がたっぷり出ています。

盛り付けの時には、鍋底からすくうようにお皿に盛り付けて、

絡めてお召し上がるのがオススメです。

バターとディルがとっても良い香りですよ〜

マルスズキの白身は、肉厚でとってもフワフワでした。

とっちの美味しいレビュー

最小限の調味料で素材の美味しさを引き立てる

鍋1つで簡単時短料理!

旬や栄養をダイレクトに身体に摂ることができる

続いては、みんなが大好き揚げ物です!

究極のタルタルソースをお披露目します。

揚げたての白身魚と、タルタルソースは最高の組合せですよね。

たっぷりとかけるのが美味しい食べ方です。

cook!ngお手軽度 ★★★☆☆

マルスズキの揚げ物 究極のタルタルソース

材料

  • マルスズキ   100g
  • 薄力粉   大さじ3
  • 揚げ油   適宜

<究極のタルタルソース>

  • 卵   1個
  • きゅうり   10g
  • アンチョビ   1フィレ
  • 玉ねぎ   30g
  • マヨネーズ   大さじ2
  • ディル、パプリカ、岩塩   少々

作り方

①捌いたマルスズキの皮を取り、切り身にする。

マルスズキの皮を取ると身の柔らかい部分のみになるので、仕上がりがやさしい食感になります。

皮はもったいないので、一口サイズに切って一緒に揚げて皮チップにしましょう。

②ビニール袋に薄力粉・①の切身を入れて空気を入れて口を縛り上下に軽く振る。

手が汚れず、粉がつきやすいので少量の薄力粉でOKです。

③②を揚げ油(180℃)で約3分揚げる。

④<究極のタルタルソースを作る>固茹で卵の黄身と白身に分ける。ボウルに黄身を入れて細かく砕き、白身は微塵切りにする。

⑤きゅうり・玉ねぎ・アンチョビも、微塵切りにする。最後に、ディルを飾りパプリカパウダー・岩塩を振る。

素材の大きさを合わせて切るのがポイントです!

究極の隠し味は…

アンチョビです。

アンチョビが持つ、旨味・塩気・オイル感が絶妙に

濃厚なソースの味を一体感にまとめてくれる役割があります。

パンと野菜をのせてカナッペ風のおつまみにもなりますよ。

とっちの美味しいレビュー

手を汚さない薄衣の揚げ物。油も少量でOK!

揚げたてが最高に美味しい

究極のタルタルソースは万能ソース

今回の使用キッチン道具

・ル・クルーゼ キャセロール

このお鍋1つで、万能調理です。

・木屋 包丁

切れ味抜群!磨きをかけて。

・カッティングボード

ナチュラルな木目調のカッティングボードは、まな板にも盛付けにも使用できてオシャレに演出!

マルスズキは余すとこなく、堪能させていただきました。

ちなみに、頭や骨は「あら汁」にするのがおすすめです。

煮出して、少なめの味噌を溶いて白髪葱と七味唐辛子を添えると、

抜群に美味しいですよ。簡単で栄養満点の汁ものです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

お魚のレシピのバリエーションや

色々な調理方法の楽しみ方レシピはこちらでもご紹介しています。

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