【魚お悩み解消レシピ】三浦で釣れたヒラスズキを「生・揚げ・炒め」の調理で食べつくす。3つのレシピをご紹介

2021年の年内最後の大モノ、三浦半島でヒラスズキが釣れました!

その模様の釣行記はこちらです。

この75cmを丸ごと食べつくすことを、みなさんにお伝えしたくて調理方法を考えてみました。

まな板からも、はみ出る大きさ…(笑)

自然の恵みに感謝して、最後まで食べ尽くして美味しく頂きます。

鮮度抜群な状態は、生で食べる!!やっぱり刺身ですね♪

たんぱくな白身だからこそ、より油を加えることで食感はふんわり、さっくりの揚げもの!

揚げものって、みんな大好きですよねー。

ヒラスズキが主食にもなり、おつまみにもなる。

ニンニクと一緒に炒めて、パスタ料理で人気のペペロンチーノにしました。

それではさっそく3つのレシピをご紹介いたします

ヒラスズキの塩締め ゴマまぶし

cook!ngお手軽度 ★★☆☆☆

材料

  • ヒラスズキ   100g
  • 藻塩   小さじ2
  • 醤油   大さじ2
  • みりん   大さじ1
  • 生姜   小さじ1
  • 白ごま   大さじ2
  • 焼きのり  少々
  • 七味唐辛子   少々

作り方

  1. ヒラスズキの皮を取り柵にする。
  2. ①の両面に藻塩をまぶし、約10分おく。
  3. ②の表面の水分を拭き取り、5mm幅の削ぎ切りにする。
  4. ボウルに醤油・みりん・おろした生姜を入れて混ぜる。
  5. 白ごまはフライパンで軽く炒り、まな板の上にキッチンペーパーを敷いて炒った白ごまを置き包丁で切る。
  6. ④に⑤を入れて混ぜ、③を入れて混ぜ合わせる。
  7. 器に⑥を盛り、上に軽く炙った焼きのり・七味唐辛子を振りかける。

釣り吉とっちの調理メモ①

魚の下処理で更においしくなる

ほんのひと手間で、そのまま生で食べるより断然おいしくなります。

「塩締め」は、余分な水分が抜けて臭みも取れて、身が締まりおいしくなります。

料理への展開もしやすい万能下処理です。

レシピでは「藻塩」を使っています。

藻塩は、ホンダワラなどの海藻から作られた塩のことをいいます。

海水と海藻のうまみがぎゅっと詰まった、深い味わいです!!使うとヤミツキになりますよ。

あったかいご飯にのせて食べるのもオススメです。

ご飯と相性の良い甘じょっぱい味つけなので、

丼やだし汁をかけてお茶漬けにしても、おいしくお召し上がりいただけます。

ヒラスズキと野菜のチーズフリッター オーロラソースを添えて

cook!ngお手軽度 ★★★★☆

材料

  • ヒラスズキ   150g
  • 藻塩   0.5g  
  • 黒胡椒   0.3g
  • ローズマリー   4本
  • 薄力粉   80g
  • パルメザンチーズ   大さじ2
  • 卵   1個
  • 炭酸水   1/2カップ
  • 玉葱   50g
  • 人参   30g
  • レモン   5g
  • パプリカパウダー   少々

<オーロラソース>

  • マヨネーズ   50g
  • ケチャップ   30g

作り方

  1. ヒラスズキを切り身にする。
  2. ①に藻塩・黒胡椒を両面に振り、ローズマリーをつける。
  3. ボウルに薄力粉・パルメザンチーズ・卵を入れ、炭酸水を注ぎ混ぜる。
  4. 玉葱はくし型に切り・人参は薄い円形に切る。
  5. ③に②・④をくぐらせ、揚げ油(分量外・180℃)で約4分キツネ色になるまで揚げる。
  6. 皿に⑤を盛り、くし型に切ったレモンを添えパプリカパウダー・黒胡椒を振る。
  7. <オーロラソース>を作る。器にマヨネーズとケチャップを入れて混ぜる。

釣り吉とっちの調理メモ②

サクふわ衣のコツは?

たんぱくな白身がおいしいヒラスズキには、サクサクふわふわの衣がやみつきになるおいしさ。

衣のコツは「炭酸水」を使うことです。

水の代わりに「冷やした」炭酸水を「揚げる直前に混ぜる」のがポイントです。

なぜ炭酸水を使うとサクッと揚がるのでしょうか??

それは、衣の中に発生した炭酸ガスが揚げた時に熱を持つことで中からも火が入り、水分が十分抜けるためです!

しかも、衣に粘り(グルテン)を出さないためには素材を冷蔵庫で冷やすことがポイント!

冷たい状態で衣が混ざり、粘りが出にくくなります。

調味はシンプルに、パルメザンチーズやローズマリーを入れて

ヒラスズキの味を十分に引き出した、おいしいフリッターに仕上がります。

ヒラスズキのペペロンチーノ

パスタはショートタイプのパッケリを使用します

cook!ngお手軽度 ★★★★☆

材料

  • ヒラスズキ   100g
  • 藻塩   小さじ1.5
  • 黒胡椒   0.5g
  • ニンニク   30g
  • 鷹の爪   1本
  • オリーブオイル   1/2カップ
  • ショートパスタ(パッケリ)   80g
  • レモンの皮   少々

作り方

  1. ヒラスズキを切り身にし、半分に切り藻塩(小さじ0.5)・黒胡椒を振る。
  2. ニンニクをみじん切りにし、鷹の爪は中の種子を取り小口切りにする。
  3. フライパンに②・オリーブオイルを入れて弱火できつね色になるまで炒める。
  4. ③に①の皮目から入れて両面を香ばしく炒める。
  5. ショートパスタを藻塩を入れた熱湯で茹で、湯切りをする。
  6. ④に藻塩(小さじ1)・⑤の茹で汁を入れて乳化させ、茹で上げた⑤を炒め合わせる。
  7. 皿に⑥を盛り、レモンの皮を振る。

ショートパスタはヴィチドーミニのパッケリを使用!

一説によると、パッケリとは「ビンタ」という意味で、ソースで和えたパッケリを皿に盛り付ける時、ビンタするような音が出るからなんだそうです(笑)

使用キッチン食材&道具

ヴィチドーミニ パスタ

原材料はプーリア産アルタムーラ産無農薬有機栽培のデュラム・セモリナ小麦100%。

長さにビックリ、もっちりでとっても美味しいですよ!

※下記のご紹介商品は、ロングパスタのタイプとなります。

・ティファール フライパン

こびりつかないので、万能です。

釣り吉とっちの調理メモ③

魚を焼く時は、身から?皮から?

基本的には、盛り付けた時に上面になる方から焼きます。

魚の切り身

フライパンで焼く、網で焼く、どちらの場合もきれいな焼き色は最初に焼く面につくので、皮目から焼きます。

干物や開きの魚

お皿に盛る時に身が上にくるため、焼くときは身から焼きます!

皮から先に焼くと魚の種類によっては皮が縮み、反り返ることもあります。

頭つきの魚

頭を左、腹を手前にしたとき上になる面が表となるので、こちらの面から焼き始めます。

表面のタンパク質を手早くきれいに焼き固め、きれいな焼き色をつけます。

裏側を焼くときには脂などが落ちて魚が汚れてしまうため、表から先に焼くことが重要です。

魚なるほど知識

ヒラスズキの特徴

ヒラスズキは全長が80㎝前後になる大型の肉食魚で、名前の由来はマルスズキに比べて体高が高く、左右に平たいためヒラスズキと呼ばれています。

ヒラスズキの下アゴにはウロコがあるのも大きな特徴と言えます!

ヒラスズキのタマゴ

今回、立派なタマゴが入っていました!

このまま煮たり、揚げたり、今回はコクだしの隠し味にしたりともちろん食べることもできます。

一般的にスズキは秋から初冬の卵巣の大きなものは、身も美味しいのが特徴です。

スズキは、大きさや季節で味が大きく変わる魚です。

そして、下記写真を見てみてください。

黒褐色で絡みあっている「フィロメトラ(線虫類)」が、卵に寄生していました。

ヒトには寄生しません…食べることはオススメできませんので注意です!

これも釣った魚ならではの発見。

今回のヒラスズキを食べつく3つのレシピは、いかがでしたでしょうか??

調理方法で3つのおいしさを味わうこともできますので、

魚料理のお悩み解消になれましたら幸いです。

ヒラスズキのレシピはこちらでもご紹介しています!

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