三浦半島でシーバス狙い。ベタ凪の闇磯に現れたのはイソマル68センチ

3月。

なかなか記事も更新できず、久しぶりの釣行記となってしまいました。

この日のコンディションは強風大荒れのはずが…

さて、S氏と同行での三浦半島です。

しばらく三浦半島には行けていませんでしたが、この日は久しぶりのシーバス狙い。

ただ、北風の強風でエントリーできるポイントも限られる状況…

S氏と相談し、強風を背負えるポイントへ行くことにしていましたが、

少々早く目的地に着いたので、なんとなく予報上は荒れているポイントを

見に行ってみることに。

すると…

なんとびっくり。

風が当たってかなり荒れていると予想していたポイントが、

まさかのべた凪。

なぜだ？？頭の中は？だらけでしたが、

なんとなく、こういう時は釣れる気がしたので、

急遽、当初予定していたポイントをやめ、

このべた凪のポイントでエントリーすることに。

本当、自然って分からないですよね。

良くも悪くも、予報とは真逆のコンディションになる事ってあるんですよね。

序盤、中盤シーバスアタリなし。S氏にはアオリイカのアタリ？

期待を込めてエントリーしたポイントでしたが、

残念ながらアタリが無く…

ベタ凪の中でも、唯一流れが発生しているポイントを見つけて

そこを重点的に探りますが、気配はあってもアタリは無し…

いつもなら、こういったポイントで釣れるんですが、

この日は粘っても全くダメ。

唯一アタリがあったのは、ベタ凪ポイントでS氏にあったアオリイカのアタリ。

当たった途端、ギュンギュンっと

明らかにイカが引っ張る感触だったとのこと。

実際、このポイントはアオリイカの実績もあるポイントだったので、

おそらく間違いないでしょう。

ちなみにビートイート55Sに当たったとのこと。

過去にこのポイントで釣れたアオリイカも、ビートイート55Sでした。

アオリイカはツインでいることが多いので、

もしかしたらと2人でアオリイカを探ってみましたが、

その後は全くの皆無。思っていた以上に厳しい状況です。

いよいよ終盤。なんとなく立ち寄った帰路のポイント

さて、そろそろタイムアップの時間も近づいてきたところ。

今まで打ってきたポイントをもう一度打ちながら車に戻ります。

そんな中、なんとなく気になった帰路のポイント。

潮溜まりにベイトフィッシュも確認。

干潮でないと行けないポイントですが、相変わらずべた凪のポイントです。

ただ、そのポイントからトレースできるコースは、

別の立ち位置からキャストした時に流れを感じることができた、

さらにその先のコースをトレースすることができます。

つまり、海中に流れが発生しているポイントのさらにその先です。

ただこのポイント、思った以上に立てる場所が狭い。

S氏と2人で入ってきてしまったため、順番にキャストするのが精一杯。(笑)

せっかく苦労して立った磯だったので、

それぞれ別のコースを交互にキャストしてみることに。

私がキャストして、その後にS氏がキャスト。

すると、その1投目でした。

ゴンッ

ゴンゴンッ！！

お！？

待望のアタリです。

エラ洗いせず、グングンと下に突っ込む重みのある引き。

クロダイか？

その時です！

バチンッ！！！

！？

なんだ今の音は。

そして魚を寄せる度に聞こえるピキピキという音。

なんとなく、違和感を感じるほうに視線を寄せてみると、

左腕にフッキングしているビートイート。

どういうことだ！？

理解するまで数秒かかりましたが、

なんと。

S氏のルアーが、勢いよく回収した際、横にいた私の腕に

フッキングしてしまっていたのです。(笑)

魚が掛かっている状態での、

最悪のタイミングでのアクシデント。

魚とS氏のロッドの両方に気を取られればならず、

もはやカオス状態での魚とのやり取り。

そんな状態で急にエラ洗いをかましてくれるシーバス。

バシャーン！！（シーバス確定）

バシャバシャーン！！

ピキピキッ！！（腕に引っかかっているルアーが服の繊維をちぎる音）

ただ、ここで慌ててしまっては、

魚をバラシてしまうので、こういう時こそ落ち着いて

魚とのやりとりに専念することに。

S氏には腕に引っかかったルアーのラインを切ってもらい、

とりあえず腕の身動きができる状態に。

沖に向かって強烈に走る引きを1発受けましたが、

そこはイグジストのドラグに任せて柔軟に対応。

この1発の走りでシーバスも体力を使いきり、すんなり寄せられる状態に。

丁寧に寄せて、無事にネットイン。

本命のマルスズキ。68センチの立派なイソマルでした。

ヒットルアーは発売したばかりのバスデイ、S.P.M.65です。

ルアー丸のみで、おそらくただ巻きで泳いでいるSPMをチェイスして食ってきたのかと。

さっそく、S.P.M.65の力を見せつけられました。

なんとなく立ち寄った帰路のポイントが正解だったみたいで、感がさえました。

今回は、流れのその先にいたみたいです。

新作のS.P.M.65の飛距離が活きて、

おそらく55では届いていなかったでしょう。

まとめ

アクシデントの発生したハラハラしたやりとりでしたが、

なんとか本命のイソマルを仕留めることができました。

2人で釣りをする際、普段は近い距離での釣りはしませんが、

こういう時に限ってアクシデントが発生してしまうものですね。

今回は致し方なく並んでキャストしましたが、

2人でやる場合はある程度距離を保ってやりましょう(笑)

べた凪でもシーバスは釣れます。

使用タックル

・ロッド：月下美人 EX AGS 76MLS-T・E

・リール：ダイワ 22 イグジスト LT2500S

ヒットルアー

☆アオリイカ☆（バラシ）

☆シーバス☆

最後までお読み頂きありがとうございました。

しばらくの間、メバル40センチ目指して遠征してきます。

今回のマルスズキは、美味しく頂きました。