スズキの昆布締め 梅きゅう添え

スズキが格段に美味しくなる!昆布締めにするとスズキの白身がほどよい弾力と、まろやかで上品な味わいに。

今回もおまけのレシピ付きです。

cook!ngお手軽度:★★★☆☆

材料

  • スズキ     150g 
  • 日本酒   適宜 
  • 干昆布(5cm×20cm目安)   約20g  
  • 梅干し   1個分
  • 大葉   2枚
  • きゅうり   30g
  • 穂紫蘇   1g
  • わさび   6g

作り方

  1. スズキの鱗を取り、エラと内蔵を取る。三枚におろしたら、皮・中骨を取る。
  2. 腹骨を取り除き、中骨を切り落とせば「柵」の完成。半分に切る。
  3. 日本酒をペーパータオルに湿らせて、昆布の表面を拭いて湿らす。
  4. ③の昆布の上に②をおいて、もう1枚の昆布で挟む。
  5. 昆布よりも大きめにラップを切って、④をぴったりと包む。
  6. ⑤を冷蔵庫で半日から1日寝かす。
  7. 梅干しの種を取り、実の部分を包丁で叩きペーストにする。
  8. きゅうりは千切りにする。
  9. 皿に大葉を敷き⑧を盛り、3mm厚さに切った⑥をのせ、穂紫蘇・⑦・おろしたわさびを添える。

釣り吉とっちの調理メモ

とっち
とっち

昆布にスズキを挟むだけで簡単で美味しさ倍増

スズキの刺身は「しょうゆとわさびで食べるのが当たり前」という人にこそ、試してほしいのが「昆布締め」

昆布をペーパータオルに日本酒を湿らすのは?

日本酒には昆布のうまみを引き出し、スズキの臭みを抑えてくれる効果があります!

昆布の白い粉はうまみなので、拭き取らなくてもOKです。

昆布を選ぶポイントは?

昆布はなるべく平らなものを選びましょう。

波打っている昆布だと挟んだときにすき間ができるので、味にムラが出てしまいます。今回は北海道羅臼昆布を使っていますが、どんな種類でもOKです!

食べごろは?

スズキに昆布のうまみがしっかり移って食べごろになるのは、柵で締める場合は半日〜1日が目安。

薄切りをして締める場合は、3~4時間後が目安。

直ぐに食べたい場合は、薄切り締めがオススメです。

1日以上おくと、黄ばんで見た目が悪くなり、グミのようにかたくなるのでおすすめできません。

1日経ったら昆布は外して3~4日で食べきりましょう。

スズキの他には、ヒラメ・クロダイなど。いろいろなお魚で昆布締めワールドを楽しんでみてはいかがでしょう。

魚なるほど知識

とっち
とっち

スズキの名前の由来

すすいだように身が白い事から、「すすぎ」が転じてこの名になった説が有力とされています。
その他、勢いよく泳ぐさまの「進き(すすき)」や、

美味しい魚という意味の「清清(すず)」が関係しているのでは?という説もあります。

スズキは魚としては珍しくビタミンAが豊富に含まれていて、

また身だけではなく皮にもビタミンDが非常に含まれている魚なのです。

参考:八訂日本食品標準成分表より

おまけのレシピには皮やアラの部分を使用したアラ汁。

その他、スズキのレシピはこちら。

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