![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/88056acc03e82983b4f5dcd8dde0a1e7-2.jpg)
2月。S氏と同行で三浦半島へメバリング。
くっきりとした月明かりが照らす三浦の磯で、
メバルのポイント開拓!
日中は偏光グラスをつけてポイントを下見
この日は中潮。満潮前後のタイミングでエントリー。
日中から偏光グラスをつけて、
ナイトゲームに備えてポイントを下見します。
ちなみにこれ、本当に大事。
これをしているのとしていないのとでは、
釣果に差が出るのはもちろん、ルアーのロスト率にも差が出ます(笑)
できれば日中の干潮のタイミングで下見をして、
ストラクチャーの位置、スリットの位置、魚のつきそうな場所、
立ち位置、トレースコース、諸々を確認してください。
後述しますが、今回もこの行動が功を奏してます。
ちなみに、下見が終わってから暗くなるまで時間があったので、
久々にサラシ打ちしてみました。
そんで、ヒラスズキ、いました。
フックアウトしましたがぁ!!(笑)
日が沈んだら満潮前後の3時間勝負
さて、下見が終わったところでいよいよ本番。
満潮のタイミングで最初に探ろうと思っていたポイントは、
周りの水深は1メートル前後で、1ヶ所だけスリットが存在、
そのスリットだけ2メートルぐらいになっているポイント。
つまり、干潮時に下見すると陸がむき出しになっているようなエリアです。
そういったポイントは甲殻類を含めたベイトも豊富。
ビートイートやメバペン等の表層系ルアーで探るのがオススメ。
さて、まずはそのスリットの上を探ります。
シャローエリアに強いビートイートでスリットの上をゆっくりと
トレース。
ルアーがスリットの上に差し掛かったところで、
ククッ♪
といかにもメバルらしいあたり。
が…
残念ながらフッキングに至らず。
その後も同じ当たりが続きますが、
またしても乗らない…
そしてついにアタリがなくなったので、
ルアーを見切られたと判断し、ポイントを移動。
チャンスをモノにできず…
トホホ…
磯の際をトレースしてクロメバルをキャッチ
次は海底が岩礁帯で足元からホンダワラが生い茂るポイント。
磯の形状にもよりますが、こういったポイントは
沖にフルキャストする前に、足元から生えているホンダワラ(海藻)の
横をトレースすることをオススメします。
恒例のイメージ。
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/9950f7fc7e214eb600f592cb0f8aad4b-2-800x450.png)
これ…
分かりますかね?(笑)
イラストが下手なのはご了承ください。
何を伝えたいかと言いますと、磯に立ってそのまま真っすぐ沖にキャストせずに、
まずは岸際を攻めてみてください。ということです。
とにかく沖にフルキャストしたい気持ちになりがちですが
(自分もそうだったので)
岸際にはメバルがついていることが多いです。
磯の先端に行かずに、まずはちょい後ろに立って岸際をキャスト!
※際を攻める場合は、明るいうちの下見は必須。
思わぬ沈み根で根掛かりしてしまうこともありますので…
そんな感じで岸際のホンダワラの横をトレースすると…
コンッ♪
というアタリ。
今度こそフッキング!!
上がってきたのは…
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/7670971c703637450d2104e0c3f415c1-scaled.jpg)
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/ae2635adb5387fa7c7dc7850545d5615-1-rotated.jpg)
20センチのクロメバル。
立て続けにもう1本。
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/25a4ee3f13f179aaad4ad94b324fbef0-1.jpg)
シロっぽいけどクロメバルです。
見分け方はこちらの記事で解説しています。
ビートイートのクリアーラメ炸裂!
アミパターンにはこのラメが効く。
あわや尺越え!?ブルーバック!
2匹キャッチしたところで、
少しずつ立ち位置を変えて、外洋に近づいていきます。
(その間にもアタリは何回かありましたが、フッキングに至らず…)
磯の最先端付近に近づいたとことで
モゾッ♪
という小さいアタリ。
向こうアワセでがっちり掛かってもらいます。
先ほどに続いて20センチ前後だろうと思っていると…
グググッ!!
ん!!??
明らかに今までは違う強烈な引き!!
アタリは小さかったけどその後のパワーが全然違う。
タモを準備していなかったので
ゴリ巻きしてそのままぶっこ抜きます。
上がってきたのはなんと…
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/88056acc03e82983b4f5dcd8dde0a1e7-2.jpg)
29センチのクロメバル!!
いかにもな色合いのブルーバック。
陸に上げた瞬間にルアーが外れましたが、
まさかのビッグサイズに感無量。
か…かっこよすぎる…
20センチ以下が釣れるようなポイントでは
基本的にこのサイズは釣れにくいと思っていたんですが…
今回は運よく大から小までのクロメバルの群れが
接岸してきていたみたいです。
磯の最先端付近でヒット。
つまり、その磯の真上に立ってしまっていたら、
かかっていなかった可能性があるということ。
明るいうちに下見をしていなかったら、
その磯に立ってしまっていたかもしれません。
その後、ビートイートで反応が薄れたので、
SPMに変えて探ってみると…
バコンッ!!
と今回は明確なアタリ。
これはデカいと胸が高ぶる。
が、
その直後…
まさかの豪快なエラ洗いでフックアウト。
逃がした獲物はデカかった…
もしかしたら尺越えだったかもなんて思ってます。
これを最後にアタリも無くなったため、
この日の釣行はこれにて終了となりました。
まとめとベイト情報
今回の新規開拓の釣行は、日中の下見が功を奏し、
思っていた通りのトレースコースでヒットしました。
やはり明るいうちの下見は大事。
ストラクチャーの位置、そして水深も把握しているので
ルアーをロストすることもありません!
大小、様々なサイズのクロメバルの群れに遭遇できて、
次は尺越えのクロメバルという新たな目標ができた1日となりました。
ちなみにメバルが捕食していたベイトはこちら。
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2934-800x600.jpg)
アミ系がメインですが、ベイトフィッシュも捕食しています。
たくさん食べてますね。
この時期は、クリア系、ラメ付きのカラーで、
デッドスロー巻きが効いてます。
使用タックル
・ロッド:月下美人 EX AGS 76MLS-T・E
・リール:EXIST FC LT2500S-C
・ライン:ナイロン5lb
ヒットルアー
おまけ。別日でアカメバル
風裏ポイントの鏡のような水面…
これまた新規開拓で、ホンダワラが生い茂る磯のカケアガリ。
ヒットしたのは25センチのアカメバル.。
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/31fd18609c6347a2dc4ed8fe88bfaa0c-rotated.jpg)
![](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2022/02/6ca53dd1585d77e24870cd560cc19fd7-rotated.jpg)
ヒットルアーはこれまたビートイート。
メバル、徐々に活性が上がってきてます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
三浦半島のメバル、概ね産卵は終わったみたいですよ~
コメント