満月の夜でもシーバスは釣れる!?三浦の闇磯でシーバス狙い

結論、満月の夜は釣れにくいことは確かですが

釣れなくはないというのが回答です。

満月の月明かりに照らされる磯へ!もはや闇磯ではない。

11月。この日は満月。

Y氏と同行でシーバス狙いで三浦の闇磯へ。

この日はベタ凪で

満月ということ以外はライトタックルに最適なコンディション。

が、月を見るともうナイターの照明かよってぐらいの明るさ。

とは言っても、自然が相手なので仕方がないですね。

1ヶ所目のポイントは水深1~2メートルぐらいのシャローエリア。

何度も言いますが、満月の明るさで海底が見えてスケスケ状態。

まるでデイゲームかのようでした。

この明るさはなかなかメンタルやられます。

まずはビートイート55Sで表層を探ってみるも当たりなし。

SPM、TOTO、海爆とルアーチェンジをして、

レンジ、飛距離に変化を加えてみるも全く反応なし。

分かってはいましたが、ここまで異常なしだと結構キツイです…

ある程度ルアーチェンジをしたら、

粘るよりもランガンしたほうが釣果に繋がりやすいので、

見切りをつけて2ヶ所目のポイントに移動することに。

ポイントを移動

先ほどのポイントよりも水深のあるエリア。

同じようにルアーチェンジをしながら表層から中層を探ってみるも、

やはり反応が無い…

立ち位置を変えたり、トレースコースを変えたりと、

変化のある場所やアタリのあるを探し続けるも…

やっぱり異常なし。

結構渋い。そう簡単には釣れません。

ルアーを変え、レンジを変えても反応が無ければ、

あとはさらに飛距離を出して届いていなかったポイントを探ってみます。

最終兵器はハイドロアッパー55S

その後、最終兵器でハイドロアッパー55Sをチョイス。

正直、ハイドロアッパーはタングステンで

沈下速度も速く、磯で使うと根がかりのリスクは高いです。

水深と地形をきちんと把握していないとロストする可能性が高く、

個人的には扱いが難しいルアーの1つだと思います。

干潮の磯を歩いていると拾うことが最も多いルアーで、

今年も既に4個ぐらい拾っています。

磯で使ってロストする人は多いみたいです。

そんなハイドロアッパー、

使い方としては、1秒に1.5~2回転ぐらいで、

やや早巻き気味がおすすめ。

ロッドを立て気味にすることでより浮かせることができます。

地形把握とリトリーブ速度を早めにすることで、

ハイドロアッパーの強みである飛距離を活かしつつ

根がかりを回避すことが可能です。

逆に言うと地形を把握していない状態で使ってしまうと

結構リスキー。

重くてよく飛ぶ=根がかりもしやすいということ。

いくら飛んでも根がかりしてロストしたら意味ないですから、

ウェイトのあるルアーは早巻きをしたりロッドを立てたり、

もしくはその両方等で対策をすると根がかりしにくくなります。

話を戻して、ハイドロアッパーは

飛距離に関して言うとそのポテンシャルはズバ抜けていて、

それでいて釣れるルアー。

今回はそんなハイドロアッパーを最終兵器としてチョイス。

すると…

ハイドロアッパーに変えて3投目。

着水して糸ふけをとって5回転ほど!

グググッ!!!

という魚の重み!!!

手元に伝わる重量感!!!

バッシャーン!!!

遠くのほうでエラ洗いするシーバスを確認。

ウヒョー!

キタキタキター

ドラグがギュイーンと滑り出す。

美しい弧を描いてしなるロッド!

なかなかの力強さで全然バテない体力。

寄せたと思ってもそこからまた沖に走っていく。

右に左にグイグイと走られ、

途中に豪快なエラ洗いもされながら

何とかかわしていきます。

次第に手首が疲れていく…

このやり取りがたまらなく楽しい。

このトルクの強さと持久力はマルじゃないな…

心の中でイソヒラを確信しながらもやり取りを続けます。

根に回られないように落ち着いてコントロール。

なんとか相手を体力を削ったところで浮かせてみると

疲れ果てて海面に横たわる姿。

Y氏と連携プレイで無事にタモ入れ成功。

予感は的中でした。

やはり上がってきたのは体高のある

立派なイソヒラ!!!

通りでパワーも体力もあった訳です。

あまりの明るさに諦めかけた時もありましたが、

なんとか仕留めることができました。

同行者が水没!!最後まで気を抜かずに。

その後、少し粘ってみるも、

後は続かず…

今回はここまでということで。

が…

帰路についたところで思わぬハプニングが…

うわー!!

という声がしたので振り返ってみると、

そこにはもたついて肩まで海に浸かってしまったY氏の姿が。

もちろん、フローティングベストを着用していて、

なおかつ足の着く場所ではありましたが、

浅いと思って踏み出した場所が思ったより深くて

バランスを崩してしまったとのこと。

怪我がなくて何よりですが、最後の最後でびしょ濡れに…

闇磯は本当に危険。

慣れ、フェルトピンの過信によって転倒、事故に繋がります。

最後まで気を抜かずに、安全に釣りを楽しみましょう。

まとめ

今回、最終的には飛距離を出したことが勝因となりました。

月明かりが無ければ足元付近でもかかりますが、

満月の時はどうしても足元付近はスケスケで

それは魚からも我々の姿が見えているということ。

ただ、いくら明るくても沖の方になれば

海底までは見えないので、

飛距離を稼いでその領域で仕留めるのが効果的。

こちらから海中が透けてが見えている=相手からも見えている

と考えて、飛距離を出したり立ち位置を変えたりする。

満月での攻略ポイントの一つとして参考にして頂ければと思います。

とっち流の満月攻略ポイント

  • 飛距離を稼ぐ
  • うねり、波っ気があって底が見えていないポイントを探る
  • 街灯や港の明かりでそもそも常に明るい場所を探る

→これについてはまた今度、別記事で実釣の予定です。

以上、11月の満月釣行でした。

使用タックル

・ロッド:月下美人 EX AGS 76MLS-T・E

リール:EXIST FC LT2500S-C

ライン:ナイロン5lb

ヒットルアー

最後までお読み頂きありがとうございました。

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