10月中旬。満月の月明かりが照らす三浦半島。
満月では釣りにくいと言われていますが、
高活性の一日で、今期のシーバスゲームがシーズンインとなりました。
デイゲームでマゴチ狙い
ナイトゲームまで時間があったので、デイゲームで今年最後のマゴチゲーム。
今年の三浦半島のマゴチは当たり年で、数もサイズも絶好調でした。
一度の釣行に一匹はほぼ確実。去年は二度の釣行で一匹ぐらいの釣果だったので、
それに比べるとかなりのヒット率。
なかなか記事の更新ができていませんでしたが、良型のマゴチが数多くヒットしました。
今後はもう少し、インスタで釣果を発信していこうと思います。
それでは、本編に入る前に今年最後のマゴチゲームを少しだけ。
オフセットフックにスペシャルゲスト
この日の日中は曇り、外洋は大荒れ。
いつも磯からシャローエリアに向かってキャストしていますが、
この日は夕方の満潮付近だったこともあり、マゴチ以外の魚、
特に回遊魚がシャローエリアまで入ってきていました。
いつものようにオフセットフックにドライブビーバーをセットしてキャストすると、
着水とほぼ同時にブルブルッ！！という明らかにマゴチとは異なる引き。
何度かコツコツという当たりはありましたが、
フッキングに至ったのはこの2匹。
このサイズでもそれなりの引きを楽しませてくれます。
特にカマスに関しては30センチぐらいのとても綺麗な個体で、
ナイトゲーム前の食事で塩焼きで頂くことにしました。
これまでの釣行で、この子たちがオフセットフックにヒットすることはなかったので、
この日は波の影響を受けにくいエリアにベイトが寄ってきていたのか、
全体的に高活性の一日だったようです。
本命マゴチがヒット
さて、本命のマゴチですが、なかなかマゴチらしいアタリが無く…
スペシャルゲストからのアタリはありますが、
本命マゴチらしきアタリがなかなかありません。
辺りも暗くなってきて、今年最後のマゴチゲームが終了になりそうな頃…
ワームがフグにかじられ始め、
ボロボロになったワームを交換して最初のキャスト。
…
…
ゴンッ！！
これまでとは違う重量感と強烈な引き！！
最後の最後にヒットしてくれました！
50センチを越える立派なマゴチ。
タモ入れの際にワームが外れてしまいましたが、最後に相応しいサイズで無事終了となりました。
三浦半島の磯でのマゴチゲームは、また来年、暖かくなったら始めようと思います。
その他おまけ釣果
マゴチポイントに行く前に小磯でやってみたトップゲーム。
何度かクロダイの魚影を目視したことがあったので、
試しにトップウォータープラグの夕凪をキャスト。
ちょうど上潮のタイミングで入ってきていたのか、
10投程のキャストで勢いよく海面に出てきてくれました！
今までトップで狙ったことのないポイントでしたが、
40センチを超える立派なクロダイ。
試しにキャストしてみるもんですね！
満月のシーバスゲーム
いよいよナイトゲーム。
夜になると少しずつ晴れてきて、くっきりと月が出るタイミングが多くなりました。
しかもこの日は満月。外洋は変わらずに荒れているけど風はほぼ無し。
この満月の月明りは、雲がかかって暗くなったり明るくなったりを繰り返しています。
満月は魚が釣れにくいと言われますが、果たして今夜はどうなるか。
港近くの小磯にエントリー
満月の影響で厳しい釣行になることは予想していたものの、
この日は時々雲がかかったり、外洋が荒れていて岸際にベイトが寄ってきていたりと、
全くチャンスが無い訳では無さそうな状況。
とは言え、穏やかで完全な闇磯エリアに行ってしまうと、
満月の月明かりの影響を受けて、おそらく海中は透け透け状態。
考えた結果、今回は常に港の明かりが海面を照らしている小磯にエントリーしてみました。
月明りに左右されず、常に明るく、ワンドになっていてベイトが寄りやすいポイント。
外洋が荒れてベイトが寄っている時は、こういった小磯は絶好のポイントになります。
最初はビートイートをチョイスして、手前から探ってみると、
早速キャストして3投目でバイト！
が、一発目のエラ洗いでフックアウト。
手前には、5センチ前後のベイトフィッシュがウヨウヨしています。
ビートイートの射程圏内はエラ洗いで場荒れした感じがしたので、
飛距離を出して荒れていないエリアにキャストしてみることに。
チョイスしたのはバスデイのシュガペン。一気に飛距離を伸ばします。
この選択が功を奏しました。
遠くのシモリ付近にキャストすると、
コンッ！！と小さいアタリ。
ところが、巻いてみると軽い。
あれ？魚じゃなかったのか…
ギュンギュンギュンギュン！！！！
！！？？
アタリを感じてからこの引きがくるまでわずか3秒程度でしたが、
ちゃんとかかっていたみたいです。
こちらに向かって走ってきたので負荷を感じず、一瞬、ミスバイトかと思いました。
元気いっぱいのヒラスズキ！！
3回、4回のエラ洗いをかわして、無事ネットイン！
55センチの立派なイソヒラ！
アタリがあってもこっちに向かって走られると負荷を感じない事があるので、
油断せずにいきましょう。
ベイトが寄ってきている影響で、足元付近からその先まで、ヒラスズキが差してきていたみたいです。
満月の影響を感じさせない活性で、今期最初のヒラスズキとなりました。
満月なんて関係ない？
その後も、海の雰囲気はまだまだ活性が収まっている様子はなく、
少しポイントを移動してシャローエリアを探ってみることに。
シャロー過ぎて手前は岩が突き出していたので、飛距離を稼ぐためにインクスモデルのS.P.M.65をチョイス。
活性が高すぎてわずか数投で立て続けにヒット！！
すべてヒラスズキでしたが、この日はかなりの高活性で、
満月とは思えない程の釣果となりました。
外洋が荒れていてそもそもヒラスズキが高活性、
そして港の明かりで常に照らされているエリアで、
満月だろうが三日月だろうがベイトが寄りやすいエリアであること、
様々な要因が重なって、満月というマイナスイメージを覆す釣果となりました。
満月はマイナス要因にはなると思いますが、それ以外に好条件が揃っていれば、チャンスはあります。
経験上、満月のベタ凪で海中がスケスケ状態の時はなかなか厳しいですが…
三浦半島、闇磯のシーバスゲームシーズンインです！
使用タックル
・ロッド：ヤマガブランクス ブルーカレント 83/TZ NANO Flex
・リール：ダイワ 22 イグジスト LT2500S
ライン
・よつあみ リアルデシテックス 0.5号
・プレミアムマックス ショックリーダー 1.75号
ヒットルアー
☆マゴチ、メッキ、カマス☆ ～リーダーに、上から順に使ってます～
☆シーバス☆
その他便利アイテム
磯やゴロタでの釣りは、リーダーが擦れやすく、結び直しが必要になります。
第一精工のノットアシストがあると、
釣行中も比較的簡単にFGノットを組むことができます。
最後までお読みいただきありがとうございました！！
メバルはもう少し後ですかね。
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