クロダイをバターソテーし、白ワインと生クリームで仕上げたコクのあるソースをかけて焼いたグラタンです。
cook!ngお手軽度:★★★★★
材料
とっち
今回は大漁の魚達から、クロダイをチョイス
- クロダイ 100g
- バター 40g
- 玉葱 30g
- 白ワイン 180cc
- 生クリーム(乳脂肪35%以上) 120cc
- レモン汁 5g
- 藻塩・白コショウ 少々
- じゃがいも 40g
- 小松菜 20g
作り方
- クロダイは3枚におろす。
- 鍋にバター(40g)を入れ温め、①の皮目を下にして中火で焼く。
- ②にみじん切りの玉葱・白ワインを入れ、蓋をして10分煮る。
- ③の煮たクロダイを、バットに取り出す。スープは、そのまま鍋に残しておく。
- ボウルに生クリームを入れ、泡立て器でツノが立つくらいまで9分立てにホイップする。
- ④のスープに、⑤(100g)・レモン汁・藻塩・白コショウを入れ、中火で10分とろみが出るまで煮る。
- 蒸し器で、じゃがいもを蒸す。皮をむいて、6等分に切る。
- フライパンにバター(10g)を引いて、3cm長さに切った小松菜を炒める。
- 皿に、⑦・⑧・④の順に重ねる。上から、⑥をかける。
- ⑨を、トースター(220℃)で約6分焼く。
- ⑤のホイップした生クリーム(20g)を絞り袋に入れて、⑩の上に波状にかける。
釣り吉とっちの調理メモ
とっち
クロダイから出るうまみスープが、ソースの美味しさを引き立てます
フランス伝統料理「ボンファン」は、ソースが決めての料理です。
たっぷりのバターで鮮度の良いクロダイをバターソテーして、
まずはうまみを引き出し、更に白ワインで煮詰めてソースのうまみを凝縮させます。
スープにクロダイのうまみが凝縮されて、これだけでも美味しいです(о´∀`о)
贅沢な味わいです!
更に、ホイップした生クリーム入れてコクがありながら、
後味のほぼ良い酸味で軽やかに食べられます。
はじめにバターソテーしたクロダイの表面はカリッとして、中はふんわり食感ですよ。
フランス料理はバターをたっぷり使うのが、美味しさのコツ。
ちなみに「ボンファン」の意味は、フランスの家庭料理や田舎料理につけられる名前で「人柄の良いおばあさん」のことです。
魚なるほど知識
とっち
クロダイは出世魚!
旬を迎える夏のクロダイは、マダイにも劣らない味。
体色が黒く光り、眼が澄んでいるものが新鮮な証拠です。
今回釣ったクロダイの身は透明感があり脂がのっていて、噛むとジワジワっと甘味が広がります♪
熱を通しても硬く締まらないのが特徴です。
他のクロダイ料理はこちら。
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