黄金に輝く金メバルが釣れました。
おもわず綺麗な姿で、惚れ惚れしてしまいました♪
個体に金粉を振りかけているみたい…少し大袈裟ですかね(笑)
今回は、お造りにしてみました。
お頭付きって豪華に見えますよね♪
お造りってどんな意味があるのかご存知でしょうか?
「お造り」は魚の切り身を盛り付けたものです。
「お造り」という呼び方は、関西で生まれました。
ちなみに「お刺身」は魚を切り身にしたものです。
時代をさかのぼって江戸時代の頃、
醤油が発明されたことがきっかけで魚をそのまま切って食べる「魚の切り身」が生まれました。
この時代は武士の時代だったため、
切り身の「切る」という言葉が縁起が悪いとされ「刺す」という言葉に変えた「刺身」という呼び方が広まりました。
普段何気なく使っている料理用語も、意味を知ると楽しいですね!
それでは早速、キンメバルのお造りを調理してみましょう♪
cook!ngお手軽度 ★★★★★
材料
- 金メバル 一匹
- 大根 30g
- 大葉 2枚
- みょうが 1個
- わさび 少々
作り方
1.金メバルの鱗・内臓を取り水で良く洗い、水気を拭き取り三枚におろす。
皮を取ると、透き通る白さ♪
2.ツマを作る。大根は千切りにする。大葉は縦2等分に切る。みょうがは縦6等分に切る。
お造りに欠かせない添え物は「ツマ」と呼ばれます。
ただ盛り付けを華やかに見せるだけじゃないんです!
ツマの役割
生魚の匂いを消す
抗菌作用のあるわさびは魚の傷みを防ぐ
消化を助ける
おすすめの添え物「ツマ」の種類&盛り付け方
大根は欠かせない!
お造りといえば、細~く切った大根。見ためそのまま白髪大根とも言われます。
横に添えたり、下に敷いたりと、大根は欠かせない存在です!
大根をピーラーで薄く均等にスライスして、スライスした大根を千切りにしてみてください。
シャキシャキの白髪大根を作れますよ(^○^)
大葉で一段と魚の風味が豊かになる♪
ツマの大葉の盛り付け方のおすすめは、大根とお刺身の間に大葉を挟むこと。
白髪大根→大葉→魚の切り身の順に盛り付けると高さが出て見栄えが良くなります!
わさび、生姜
チューブのわさびでも良いですが、生わさびが手に入ったら、目の細かいおろし器を使って、
「の」の字をかくようにゆっくりとおろします。
生姜はおろして青魚、イカなどにオススメです♪
3.金メバルを盛り付ける。
食卓を更に素敵に演出する盛り付け方をご紹介します!
自分から見て奥側から盛り付けるのがおすすめのコツです。
立体感を意識して、奥を高く、手前は低く盛り付けるとバランスよく見えますよ!
和食の盛り付け方で立体的に見せるには、日本の風景をイメージするとよいようです。
奥に山があって、谷があって、その間を川が流れている感じです。
余白に縦にみょうがや、わさび、キンメバルの肝を置くと良いでしょう。
キンメバルの肝は、醤油で溶いて肝醤油にするとサイコーに美味しいです♪
魚の種類の特徴によって醤油を選んでみませんか?
先日「白身魚専用の醤油」を購入しました!
商品ラベルも素敵で即買い(^^♪
淡口醤油が白身魚とは相性が良いそうです。
淡口醤油は塩味が強めなので、素材の味を引き立ててくれる醤油です。
メバルの繊細な味を引き立て、いつもとは格別な美味しさを堪能できます♪
とっちのオススメ調味料
末廣醤油 淡紫(兵庫県たつの市)
白身魚に相性の良いお醤油です!
あわせて読みたい醤油のノウハウ本。
龍野 淡紫(うすくちしょうゆ(本醸造))
原材料 : 大豆、小麦、食塩、米
盛り付け完成です!いつもより見た目も華やかになりましたね♪
ツヤツヤな白身で、食感は少しコリコリとして程よい甘みがありました〜。
最後の〆は頭と骨で出汁を取り、ご飯と溶いた卵・長葱を入れて
「メバルの卵雑炊」を作りました♪
メバルの脂と旨味がたっぷりと出汁になり、
ふわふわの卵と相性抜群でした!
自然の恵みに感謝♪( ´▽`)
とっちの美味しいレビュー
釣たてならではの醍醐味が味わえる!
シンプルな調理で華やかな一皿に♪
使用キッチン道具
・木屋 包丁
いつも使っている相棒の包丁です!
引き続き、お造・飾り切りなどにもチャレンジしてみます(^○^)
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
メバルの素材をシンプルに楽しむ食べ方はコチラでもご紹介しています。
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