<冬のごちそうレシピ2025>ヒラスズキのカルパッチョ&マルスズキの炭酸衣フライ

2種のスズキを味わう、釣り人ならではの料理のススメ。

今回のレシピは、ちょっと贅沢に。

ヒラスズキは、鮮度を味わう生で食べるカルパッチョ。

マルスズキは、油で揚げるフライに。

調理を変えて、楽しみました。

2種のスズキを一度に食べ比べられるのは、なかなかない機会!

釣った魚を、

火を入れずに味わう一皿と、

揚げて旨みを閉じ込める一皿に分ける。

2種のスズキの身質を見ながら、

「これは生でいこう」「これはフライだな」と考える時間も、

釣りの延長線にある楽しみです。

そして、ソースにも一工夫。

素材の持ち味を引き立てる「ソース」

料理のちょい足しポイントです。

淡白で上品なスズキに、

刻み野菜をたっぷり使ったフレッシュソースを合わせました。

火を入れず、素材の温度差と食感を楽しむのがポイントです。

一皿目の「ヒラスズキのカルパッチョ」は、

オリーブオイルのまろやかさに、

トマトの酸味・きゅうりの清涼感・香辛料の余韻が楽しめます。

見た目は華やかで、ワインにぴったりの前菜です!

目次

カルパッチョソースのポイント

  • ソースは混ぜるだけ、火を使わない
  • 野菜のフレッシュ感
  • ヒラスズキの甘みを引き出す、オイル×酸味のバランス
  • 前菜、おもてなしの一皿にも

レシピ①ヒラスズキのカルパッチョ 野菜のソース

材料

  • ヒラスズキ   150g

<野菜のソース>

  • ミニトマト   6個
  • きゅうり    1/4本
  • 玉ねぎ     30g
  • 赤唐辛子(又はハラペーニョ)   少々
  • ライム   1/4個
  • オリーブオイル   大さじ3
  • 藻塩   小さじ1/4
  • 黒胡椒、パプリカパウダー   少々

作り方

①ヒラスズキは三枚におろし、皮をとる。

②ヒラスズキは薄くそぎ切りにし、皿に円を描くように並べる。

とっち
とっち

ここで一旦、冷蔵庫で冷やしておきましょう!

③ミニトマトは1/4等分・きゅうり・玉ねぎ・赤唐辛子は細かく刻みボウルに入れ、ライムを絞る。

④③にオリーブオイル・藻塩を入れて混ぜる。

⑤②に④のソースをたっぷりとかけ、黒胡椒・パプリカパウダーをかける。

レシピ②マルスズキの炭酸衣フライ 野菜のタルタルソース

白身の旨みが強く脂ののったマルスズキは、

油との相性が抜群!

衣を重たくしないことが「食べ疲れない」「ごちそう感」を保つポイントです。

今回の衣は、

炭酸水を使うことで、軽さとコクを両立。

サクッと歯切れよく、中はふんわりに仕上げました!

衣づくりのポイント

  • 炭酸水でグルテンを抑え、軽い口当たり
  • 混ぜすぎないことで、サクサク感アップ
  • 揚げたてはもちろん、冷めても衣が重くならない
  • マルスズキの甘みと旨みをしっかり包む

材料

  • マルスズキ   200g
  • 藻塩   1g
  • 黒胡椒   少々
  • パプリカパウダー   少々

<衣>

  • 薄力粉   80g
  • 片栗粉   20g
  • 炭酸水   100ml
  • 藻塩    ひとつまみ
  • 揚げ油   適量

<野菜のタルタル>

  • きゅうり   1/4等分
  • 玉ねぎ    30g
  • 茹で卵    1個分
  • マヨネーズ   50g
  • 純米酢     大さじ1

作り方

①マルスズキの皮を取り、切り身にして藻塩を振り約10分おいて水気を拭く。黒胡椒・パプリカパウダーを振る。

とっち
とっち

やや厚切りに切るのが贅沢で美味しい!

②衣を作る。ボウルに薄力粉・片栗粉・藻塩を入れ、冷えた炭酸水を加えてさっくり混ぜる。

とっち
とっち

少し粉気が残る程度でOK!

③170〜180℃の油で、衣を纏わせたマルスズキを揚げる。表面がキツネ色になったら取り出す。

④野菜のタルタルソースを作る。きゅうり・玉ねぎはみじん切りにする。茹で卵は白身・黄身の部分を分けて、白身はみじん切り、黄身はマッシュして細かくする。

⑤④にマヨネーズ・純米酢を入れ良く混ぜる。

とっち
とっち

全ての材料を混ぜると、トロッとする状態になります。

⑥皿に③を盛り、⑤をかけて完成!

おまけの一皿 

バルミューダのトースターで、パンドミをトーストにします。

マルスズキの炭酸衣フライを挟んでサンドウイッチに♪

ボリューム、満足感たっぷり。

◾️バルミューダ 火力を上火に一極集中させて食材の表面だけを焼きあげるサラマンダーモード付き。

◾️プレスシール  真空パックのような密着感!

とっち
とっち

三浦のパン屋さん充麦のパンドミ!いつも美味しい♪

とっちの釣魚ポイント!

酸味の使い分けが、料理を引き立てる!

今回レシピで意識したのは、酸味の使い分け。

同じ白身魚でも、料理によって酸味の役割は変わります。

ヒラスズキのカルパッチョのソースには、

レモンではなくライムを使用。

ライムの柔らかな酸味とほのかな苦味が、

ヒラスズキの甘みと野菜のフレッシュさを自然につなぎ、

重たくならない前菜に仕上げてくれます。

一方、マルスズキの炭酸衣フライに合わせる、野菜のタルタルソースには、

お酢を少量加えるのがポイント。

揚げ物の油分をキリッと切り、

マヨネーズのコクを残したまま、後味を軽くしてくれます。

酸味を少し工夫するだけでも、

前菜からメインまで、食べ進めやすい「冬のごちそう」になります。

2種のスズキは、料理で表情が変わります。

釣って、見極めて、食べ比べる。

自然の恵に感謝しながら、

2種のスズキを味わえる時間は、釣り人にとって何よりのごちそうです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

昨年のスズキの食べ比べレシピはこちらでもご紹介しています。

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