40センチメバルの壁は高すぎる件

プロフィールにも記載させて頂いている通り、

最近は40アップの特大メバルを目標に、ひたすらゴロタや地磯を開拓しています。

当たり前のようにボウズは続きますが、高ければ高い壁の方が登ったとき気持ち良いもんな

という感じでなんとかメンタル保ってます。

今回は、そんな超大型メバルを狙った釣行の一部を紹介させて頂きます。

ロッドについて

突然ですが、まずは40センチを狙う上で必要なロッドについて紹介させて頂きます。

タックル設定、非常に悩みました。

40センチ以上を狙っているので、今までの7.6フィートのままという訳にはいきません。

それなりの強さは必要です。

かと言って、強すぎるとそれはそれで軽量のプラグを使いにくい。

さらに、超大型メバルが潜んでいるであろうゴロタや荒めの地磯では、

それなりのレングスも必要。

三浦半島でメインで使っている7.6フィートでは、短すぎて太刀打ちできません。

ところが、市場で売られているロッドは、

9フィート前後だとルアーウェイトが20gぐらいまでとなっていて、

3g前後のプラグが扱いにくいのです。(扱えない訳ではないですが、理想の調子では無い)

そこでたどり着いたのは、9フィート前後でルアーウェイトが10gまでの調子のロッド。

この調子のロッドであれば、3g前後のプラグもキャストできます。

ところが、探しても探しても、この調子のロッド、無いんです。

ようやく見つけても、廃盤品ばかり。

どれも5~10年前に、既に廃盤になっており、どこのメーカーを問い合わせても

どこかのリアル店舗に残っていれば…という回答。

そこで、某釣具屋さんの協力してもらい、

なんとか次の2本を入手することができました。

1本目は、数年前に廃盤になったダイワの月下美人EX 89ML-T。

そして2本目も、これまた数年前に廃盤になったヤマガブランクスのブルーカレント91。

それぞれ遠方の店舗に1本しか残っておらず、取り寄せてもらいました。

どちらもプラッギング用というよりは、フロートリグをイメージしたロッドの様です。

勝手な想像ですが、

フロートリグでのメバリングゲームが専用のロッドを新調するほど定着せず、

メーカーもロットが回らないので作るのをやめたんでしょうか…

何がともあれ、なんとか理想の調子の2本を入手。

ちなみにリールは22EXISTの2500番、PCモデルを装着。

いざ、40メバル狙いで釣行開始です。

※ライン等の詳細は記事の最後に載せております。

情報収集と、フィールドの下見

さて、40アップの超大型メバルはどこにいるのか。

少なくとも三浦半島での望みは薄そうなので、遠征することにしました。

時には地元の定食屋さんで食事をして、メバルの情報を入手したりもしています。

メジナ狙いの外道で大型が釣れた等、色々と教えてくれますが、

どれも餌釣りの外道で釣れたという情報で、ルアーで釣れたという話は聞きません。

ただ、超大型メバルが存在しているという情報があるのか無いのかは雲泥の差。

居ることが分かれば、あとは自分の足で現地に出向き、ひたすら開拓していくしかありません。

明るいうちに現地を下見して、地磯、ゴロタエリアを重点的に、

居そうなポイントを探っていきます。

ゴロタで尺メバル

そんなこんなで、まずはゴロタエリアにエントリー。

大型メバルと言えばゴロタですよね。

同じように特大メバルを狙っている同行者のI氏と共に、

明るいうちに足場の悪いゴロタをひたすら歩いて、日没とともにキャスト開始。

私はプラグ、I氏はワームを使って、手分けして正解を導き出していきます。

今回のロッドは月下美人EX-89ML-T。

3gはギリギリキャストできそうな感じで、調子は良い感じです。

ルアーウェイトが10gまでで、7g前後のプラグが気持ちよく飛んでいきます。

本当は3gぐらいプラグからスタートしたいところでしたが、

この日は荒れていたので、初っ端からS.P.M.75からキャスト開始となりました。

明るいうちに確認した沖のシモリ付近を狙ってフルキャスト。

すると序盤で、

ククッ♪

というメバルらしいアタリ。

立て続けにI氏にも同じアタリ。

ただ、乗らない。

本当にメバルなのか?

まだ釣ったことがないエリアで、お互い半信半疑の状態。

ただ、アタリの感じはメバルっぽい。

何かが合っていないのか。

ルアーなのか、フックのサイズなのか、トレースコースなのか…

お互い表層で反応があったので、レンジは合っているはず。

まずは立ち位置を変えて、今までトレースしていなかったコースから

ルアーを通してみることに。

同じように、沖のシモリ付近にルアーを着水させ、

さっきとは違ったコースで表層を漂わせます。

7gのウェイトのルアーですが、うねりがあるので

ロッドを立てて常にラインテンションを張っていれば、

表層~中層を漂わせることができます。

そして、そのやり方で探ること2投目。

ガンッ!!!!

さっきまでの優しいアタリとは明らかに異なる、

ひったくる様な鮮明なアタリ。

即座に魚だと確信したので迷わず合わせを入れてゴリ巻き!

ゴンゴンゴンゴンゴン!!!

やはりすんなりは寄ってこない。

力強い引きで下に突っ込まれますが、

ここは流石の89MLT。

強烈な突っ込みにも根に入られずに浮かせることができます。

PCモデルのイグジストも突っ込みに追随してドラグを出してくれるので、

緊張しながらも安心してやり取りができます。

そして、ゴロタの波打ち際に上がってきたのは…

立派な尺メバル。かなりのパワーでした。

このサイズでこの引きですか…

今回は40を想定したタックル設定なので、

難なくキャッチできましたが、40アップ、想像するだけで恐ろしいです。

目標には及びませんが、まずは1匹。撮影だけ済ませて、早々にリリース。

そしてその後…

アタリは続かず、

この日はこれにて終了です。

ベイトはナミノハナ

翌週、下見しためぼしいポイントを探るも、なかなかアタリはありません。

流石の尺メバル、そう簡単には釣れません。

唯一かかったのは、ベイトフィッシュ。

4~5センチぐらいのナミノハナがポツポツと。

これを見た同行者のI氏は、

ワームをベイトフィッシュパターンに変更。

そしてこの変更が功を奏しました。

ベイトが掛かったポイントでは釣れなかったものの、

別のエリアで見事にデカメバルをキャッチ。

ワームはもう、ベイトそのまんまです(笑)

完全にナミノハナだと思って食らいついたであろうデカメバル。

前の週に続いて同行者のI氏もデカメバルをキャッチ。

そして、この日もこの1匹を最後に、釣行終了です。

闇磯で飛び跳ねる魚の正体は…

翌週も、そのさらに翌週も、遠征して超大型メバルを探しますが、

釣れない日々が続き、

釣行日に限って強風や高波等、コンディションが芳しくない日も多く…

しかも、エリアによって、

ベイトがイワシであったり、捕食しているかは不明ですが、

発色するホタルイカモドキ?であったり…

そんな手探り状態の中、ある日急に訪れた鮮明なアタリ。

フックには鱗がついている。

メバルにしては大きすぎる鱗のような気もしましたが、

気になったので同じコースをトレース。

すると、またしても

ゴンッ!!!

というアタリ。

よくよく目を凝らしてみると沖のほうで魚が跳ねています。

この正体はそう…

ボラです。

スレ掛かりなので結構手こずりました。

ただ、このボラ、川で釣れるボラと違い、全く臭みがありませんでした。

むしろ、脂が乗って美味しそうです。

ボラは、地域によっては食されていることは知っていたので、

今回はお持ち帰りして食べてみることにします。

まとめ

以上、数回分の釣行をまとめさせて頂きました。

毎週のように遠征していますが、釣れない状況が続いております。

40メバルの壁はかなり高いです。

何年先になるかはわかりませんが、

この目標を達成するための釣行は続きます。

タックル紹介

・ロッド:月下美人 EX AGS 89MLS-T(廃盤)

・リール:ダイワ 22 イグジスト PC LT2500S

ライン

・よつあみ リアルデシテックス 0.5号

・プレミアムマックス ショックリーダー 2号

ヒットルアー

☆メバル☆

その他便利アイテム

ゴロタや磯での釣りは、尺メバルが1匹釣れるとリーダーが擦れやすく、

結び直しが必要になります。

第一精工のノットアシストがあると、

釣行中も比較的簡単にFGノットを組むことができます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

いつか必ず。40アップです。

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