梅雨シーズン!特大メバル狙い釣行

タイトルの通り、梅雨シーズンの特大メバル狙い釣行です。

この日はベイトフィッシュ三昧で、スペシャルゲストにも恵まれました。

そもそも本当に40センチを超える個体はいるのか?

突然ですが、筆者である釣り吉とっちは、プロフィールにも記載している通り、

40センチを超えるメバルを狙っています。

釣具屋の店員さんや、通りすがったアングラーに、何狙いですか?

と聞かれて、

「40センチのメバル狙っています。」と答えると、

そのサイズいるんですか?w

と、少し変な空気になります(笑)

結論から言うと、存在しているんです。

これは数年前にメバリングのパイオニアとも言える、加来匠さんが書いていた記事ですが、

この中でも40メバルの存在については、記されています。

実際は、これ以外にも、公になっていないだけで釣っている方はいる様で…

ヒラスズキ狙いの外道や、メジナ狙いの外道等…

まともに40センチのメバルを狙っていると答えると笑われてしまうことが多いですが、

目標なので、それぐらいの反応でないとむしろ狙いがいがありません(笑)

遠征先の地元の人に聞いたり、釣り仲間から聞いていると、

確かに40センチを超えるメバルは存在していますが、

そのほとんどがヒラスズキ狙いの外道とのこと。

つまり40センチを狙うとなると、

自ずとヒラスズキが居そうなポイントになってくるのです。

一般的なメバル狙いでは凪を好みますが、

このサイズとなるともはや別次元。

おそらく、40を超える個体は、自分のことをメバルだと思っていないでしょう(笑)

贅沢ですが、32センチ前後が連発するようなエリアは、もはや避けています。

そうなると、基本的に初場所の割合が多くなってしまい…

前置きが長くなってしまいましたが、

今回も初場所で、ゴロタエリアでエントリーです!

今回のポイントはゴロタエリア

この日はポイントによっては釣りにならないぐらい荒れていました。

ただ、夜になるにつれて落ち着く予報でしたので、それを期待して明るいうちにポイントを下見。

途中、ヒラスズキが出そうなサラシがあったので、

特大メバル用に用意していたシュガーミノー95Fをキャスト。

サラシの中を探ってみました。

メバル用としては最強クラスのタックル設定ではあるものの、

間違えてヒラスズキが掛かったら大変です。

流石にヒラスズキとなるとスペックが足りていませんが、

まあ、そんなことは掛かってから考えるとして…(笑)

サラシが出たタイミングでキャストすると、海面がピチピチと騒めいています。

なんだあれは…

よ~く目を凝らしてみると…

シュガーミノーに驚いて5センチぐらいのベイトが逃げ回っている。

荒れているせいか、ベイトフィッシュが波打ち際まで押し寄せていたのです。

この時点でこの日はこのエリアで勝負できると確信。

本命ターゲットの特大メバルが捕食するベイトとしては文句なし。

ヒラスズキからの反応こそありませんでしたが、

ナイトゲームのモチベーションを上げることができます。

これ結構大事です。(笑)

ちなみに、回収間際の足元でずっとコンコン♪とアタリが続いていましたが、

数回のアタリの末にヒットしたのはカサゴ。

18センチぐらいのカサゴが、

シュガーミノー95Fに食いついてきたのです。

カサゴのサイズに対してルアーのサイズが大きかったので、なかなか乗らなかったのでしょう。

それにしても自分の体の半分ぐらいの大きさにアタックしてくる獰猛さ。

刺激的ですね~

この個体以外にもアタリやバラシは何度かありましたが、

おそらくそれらもカサゴやソイ等のロックフィッシュかと。

この日はベイトが入ってきていることによって魚の活性が高いということで、

本番のナイトゲームでの期待値も高まる一尾となりました。

期待通りの強烈なアタリ!40を超える重量感のその正体は…

さて、本番のナイトゲーム。

日中に下見をしたことによって、ある程度地形は把握済み。

沖のシモリの位置を確認し、トレースコースをイメージしておきます。

これによって効率的にランガンでき、ルアーをロストするリスクも格段に下げれます。

ベイトサイズのヒントから、どのポイントでも最初のルアーはS.P.M.75をチョイス。

そこでアタリが無ければマニックやシュガーミノー等に変えて、

徐々に魚がいるレンジを探っていく。という流れです。

すると、開始1時間後ぐらいでしょうか。

釣れなかったらポイントを移動、移動…

ランガンとルアーローテーションを繰り返し、

新たなポイントでS.P.M.75をキャストすると…

一投目です。

ガクンッ!!!

きた!!!!

バシャーン!!!

きたきた!!!

暗闇の先でかすかに見えるエラ洗い。

重い。

下に突っ込む強烈な引き!!!

突っ込みに追随して出ていくドラグ。

キキキキキイイイイーー!!!!

ゴンッ!!!

ゴンゴンゴンッ!!!!

このサイズとなるとエラ洗いまでしてくるのか。

そしてこの重量感と下に突っ込む力強い引き。

やっぱり40アップは想像を超えてくる。

この引きはもはやメバルではない。

一度でも根に入られるとバラす可能性が高まるので、

波のタイミングに合わせて一気に巻き上げて寄せていきます!

よっこいしょっと!!

黒いな。ブルーか?

そりゃそうですよね。この引き。

本命だと思って心臓バクバクでしたが、

冷静になってみれば、確かにクロダイっぽかったなって感じです。

メバルではありませんでしたが、美しいシルバーの個体で、

強烈な引きを楽しませてくれました。(ちょっとショック)

ナイスなスペシャルゲスト。クロダイ君ありがとう!

透明度の高い綺麗な磯で釣れたので、美味しく頂こうと思います。

2度目のアタリ。今度こそ本命か!?

気を取り直して同じポイントでキャスト再開。

先ほどのクロダイはポイントを変えて一投目だったので、ルアーは同じS.P.M.75を続投。

2.3投しているうちに、

なんだか妙なアタリを感じ始めます。

コツ♪

コツコツ♪

得体の知れない何かがあたっている。

これはなんだろう?

ビビビビビビビ♪

お、なんか引っかかった。

ベイトフィッシュ。

S.P.M.75、マッチザベイト。

ちなみに画像右のベイトはその後にマニックに掛かったベイトで、

日中に目視した通り、この日、このエリアではフィッシュイーターの餌となる

ベイトフィッシュが数多く押し寄せていました。

そして、その後もベイトが当たる感覚は続き…

コツ♪

コツ♪

ベイト当たるな~

かなりいるなぁ…

コツ♪

コツ♪

コツ……

キキキキキ・・・・

あれ?なんか重くなったな。

ドラグが少し出たぞ。

グングングングンッ!!!!

なんだなんだ!!??

ズシ~~!重たい!

ベイトの群れにルアーが当たりながら引いてくると、

急に重たくなり大きくしなるロッド!

先ほどのクロダイのような重量感のある引き。

ギュンギュンギュンギュン!!!

今度こそ本命特大メバルか!!??

40のメバルを釣ったことがないので、

どんな引きをしてくるのか全く分からないわけです。

クロダイみたいに走って下に突っ込むというより、

勢いよく沖の方へ引っ張られている感覚。

ところが、最初の引きこそ強かったものの、

中盤以降は割とすんなり寄ってきました。

そうか。40メバルはこんな感じの引きなのか。

波が来たタイミングで一気に岸際に寄せて…

茶色いのが見えました。

特大赤メバル!!???

アオリイカでした。

しかも、今にも噛みつかれそうでめちゃくちゃ怖い。

またしても本命ではなかったものの、これはこれで嬉しいスペシャルゲスト。

ちなみに後で重さを計ったら1.1キロ。

同じポイントでクロダイにアオリイカ。

その後も後に続きたいところでしたが、

不思議なことにアオリイカを釣った後は、全くのノーバイト。

墨を吐いたのでしょうか。

今までの状況が嘘のようにベイトが当たる感覚すらもなくなり、

完全に無の状態となりました。

致し方なく、ポイントを移動です。

3度目の正直

ポイントを移動し、日中に確認していたシモリ付近を重点的に探ります。

満潮の潮止まり寸前。

この日絶好調のS.P.M.75を続投。

ルアーを変えるという選択肢もありますが、

同じくフィッシュイーターのクロダイ、アオリイカが反応したということは、

マッチザベイトということなので、ポイントを移動したらまずはS.P.M.です。

ましてやデカメバルなのでむしろ同じベイトを捕食しているはず…

予感は的中。

シモリ付近にルアーをキャストして、

ラインスラッグを取り、ロッドを立てて2.3秒ステイさせてテンションフォール。

根掛かりしないようにそこからフォールした分を巻き取って同じく2.3秒ステイ…

シモリの上を漂わせるイメージです。

ギリギリのラインを攻めているので、

何度か根掛かりしかけますが、

感度の良いロッド、リール、ラインを使っていれば、

根掛かりを避けることができます。(毎回ではありませんが)

なぜかというと、根に当たっていることを感知しやすいから。

特に、リアルデシテックスのラインは感度抜群。

PEなので運悪く直接根に擦れるとスパンと切れてしまいますが、

それさえ回避できれば感度と強度は抜群です。

少し話がそれましたが、

ポイントを移動してキャスト2投目。

着水し、ラインスラッグを取って、テンションフォール。

フォールした分を巻き取って2.3秒ステイ…

ゴンッ!!!

グングングンッ!!!!

根に入ろうとしているのか、下に潜る強烈な引き。

先ほどのクロダイの引きが頭をよぎる!!

とは言え、ここでバラすわけにはいかないので、

一気に巻き上げて浮かせます!

それなりの重量感。重たい!

グングングングン!!!

ジィ!!ジィジィジィ!!

強烈な突っ込みの度に滑り出すドラグ!!

この感覚。今回こそメバルか!?

なんとか波打ち際まで寄せてきて、

うっすらと見える魚体。

少し黒っぽくも見える…

またクロダイか!?クロダイなのか…

今回はメバルでした!

目標の40センチには及ばないものの、35センチに迫る立派なサイズ。

ルアーを変えなくて正解だったみたいです。

やっぱり本命のメバルが釣れると嬉しいですね。

体高もあり、迫力のあるがっちりとした個体。

3度目にしてなんとかメバルをキャッチできました。

その後、潮止まりと共にアタリは無くなり、タイムアップを迎えました。

メバルシーズンも終盤を迎え、今回の釣行からしばらく特大メバル狙いはお休みになるかと思いますが、

このポイントは秋以降、改めてエントリーしてみようと思います。

使用タックル

・ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント 91(廃盤)

・リール:ダイワ 22 イグジスト PC LT2500S

ライン

・よつあみ リアルデシテックス 0.5号

・プレミアムマックス ショックリーダー 2号

ヒットルアー

☆クロダイ、アオリイカ、メバル☆

その他便利アイテム

ゴロタや磯での釣りは、尺メバルが1匹釣れるとリーダーが擦れやすく、

結び直しが必要になります。

第一精工のノットアシストがあると、

釣行中も比較的簡単にFGノットを組むことができます。

最後までお読み頂きありがとうございます。

ひとまず40メバル狙い釣行はしばらくお休みになりますが、

夏は夏で別の魚を狙った釣行をアップしていこうと思います。

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