揚げたてのマゴチと季節の野菜を、たっぷりのだし汁と合わせていただきます。
外はカリッと。ほんのりとおだしも染み込み、中はふわふわの食感です。
cook!ngお手軽度:★★★☆☆
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材料
- マゴチ 150g
- 片栗粉 20g
- なす 40g
- 万願寺唐辛子 20g
- しめじ 30g
- 揚げ油 適宜
<だし汁>
- カツオだし 1カップ
- 料理酒 1/4カップ
- みりん 1/4カップ
- 大根 50g
- 万能葱 少々
作り方
- マゴチのエラ蓋の棘・背びれの棘を調理バサミで切る。全てのヒレを調理バサミで切る。
- マゴチの鱗を落とし、頭部と胴部を切り分ける。
- 身の腹を裂いて内臓を取り、腹の中を洗い流す。
- 腹側からと背側の両側から包丁を入れてニ枚におろす。腹骨はまっすぐに切りおろす。
- 皮を取る。
- ⑤を2cm幅の削ぎ切りにする。
- ビニール袋に片栗粉・⑥を入れて振り混ぜる。
- ⑦を揚げ油(温度170℃)で揚げる。
- なすは半分に切って縦4等分に切る。万願寺唐辛子は切れ目を入れる。しめじは根元を切り小房に分ける。
- ⑨を揚げ油(温度170℃)で素揚げをする。
- 小鍋に<だし汁>の材料を入れ、中火で温める。
- 皿に⑧・⑩を盛り、温めた<だし汁>をかける。
- 12に大根おろし飾り、小口切りの万能葱をのせる。
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釣り吉とっちの調理メモ
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揚げ出し豆腐をヒントに、マゴチでアレンジしてみました。
マゴチは揚げると身がふっくらとして抜群に美味しいです。
今回は唐揚げにしたマゴチをもっと美味しく食べれるように、秋ならではの和食にしました!
![とっち](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2021/11/5a1982d2a82f3a12eb7818c0fbced039-300x300.jpg)
揚げ出しの<だし汁>は美味しさの要になるので、だしのポイントをご紹介!
さまざまな料理に欠かせない「だし」。
日本料理はもちろんですが、フランス料理や中華料理にもだしは使用されていて、料理の仕上がりや味を左右する重要なものといえるのです!
少しだけだしの紹介をしてみます。
カツオだし
誰もが知る代表的なだしの素材です。
そばつゆやうどんつゆはもちろん、味噌汁・煮込み・お吸い物など、香りを生かした和食に合います。
昆布だし
羅臼昆布や日高昆布、利尻昆布などがよく使われます。
煮物・寒い時期に嬉しいおでん、炊き込みご飯によく合います。
隠し味としてもよく使われますね!
あご・いりこ(煮干し)だし
あごはトビウオのことで、いりこ(煮干し)とはいわしのことです。
あごには2種類あり、焼きあごとあごの煮干しがあります。
煮物・味噌を使った料理と相性が良いです!韓国料理にも良く使われますよ。
魚なるほど知識
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コチ科で古くから愛されてきた白身の高級魚です!
マゴチは、透明感のあるキレイな白身。
鱗は小さくて取りにくく、皮はしっかりとして厚みがあります。
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生(刺身)では弾力と歯応えがあり、甘みもほんのり感じます。
刺身は、香りが良くほんのりと辛味のある柚子胡椒で食べるのもオススメです!
刺身のアレンジは、オリーブオイル・バルサミコ酢・岩塩を振って
カルパッチョにするのも見た目も華やかになりますよ。
![とっち](https://tsurikichi-totchi.com/wp-content/uploads/2021/11/5a1982d2a82f3a12eb7818c0fbced039-300x300.jpg)
栄養成分は?
マゴチは高タンパク・低カロリーの魚です。
可食部100g当たり100kcal。
ビタミンB6、B12、ナイアシンを豊富に含みます!
江戸時代の江戸や大坂、名古屋など大都市は大きな湾の奥にあるものですが、
そんな沿岸域でたくさん釣れると言われていました。
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「魚鑑」では江戸に多く、コイ・スズキに次いで酒の魚の逸品とされていました。
骨肉を健やかにして、コチをたべると目を患うともいう。
参考文献
「江戸博物文庫 魚の巻 水界の王族立ち(工作舎)より」
以上。三浦で釣れたマゴチを使った料理の紹介でした。
カサゴを使ったおろし煮も紹介しています。
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