カサゴを生で食べる。シンプル料理ですが、贅沢な美味しさを味わえる一品です。
頭・骨・アラの部分は揚げて大根おろしをたっぷり入れた甘辛煮にしました。お酒もご飯もすすみますよ。
cook!ngお手軽度 ★★★☆☆
カサゴの刺身
材料
- カサゴ 80g
- 大葉 2枚
- かぼす 5g
- 本わさび 5g
作り方
- カサゴの鱗を落とす。ウロコは剥がしやすいので包丁の刃の部分でキレイに擦り落とせます。
2.腹を包丁でひらき内臓も取り出し、流水でキレイに洗い流してから三枚におろします。
3.腹骨を取り皮を引き、中骨を切り落とす。身の部分を5mm幅に切る。薄めに切ると甘みを感じ、厚めに切るとプリプリとした食感を楽しめますよ。
4.器に大葉を敷き③をのせ、本わさびとクシ型に切ったかぼすを飾る。
釣り吉とっちの食レポ!カサゴのお刺身編
生で食べる醍醐味、美味しさは格別。
カサゴは見た目は独特な風貌ですが、身はプリプリとした歯ごたえのある白身です!
鼻から磯の香りが抜けるのが特徴です。
獲れたても新鮮で美味しいですが、数日寝かせて食べると旨みが増すのもオススメです。
三枚におろしたカサゴに軽く塩を振り、
冷蔵庫で寝かせ余分な水分を出すことで旨みが凝縮されさらにおいしくなりますよ。
続いてのレシピは、カリッと香ばしく揚げたカサゴのおろし煮をご紹介します。
カサゴのおろし煮
材料
- カサゴの中骨・アラ・皮など 適宜
- 片栗粉 20g
- 麺つゆ 50g
- 水 1カップ
- 大根 50g
- 生姜 5g
- 穂紫蘇 適宜
作り方
- ペーパータオルで、カサゴの中骨・アラ・皮の水分を拭き取る。
- ①に片栗粉をまぶす。
- ②を揚げ油(温度180℃)で5分揚げる。油の温度を170℃にして、3分揚げる。
- 鍋に麺つゆ・水を入れて温める。
- ④に③を入れ3分煮て、おろした大根を入れ軽く混ぜてひと煮立ちさせる。
- 皿に⑤を盛り、おろした生姜をのせ穂紫蘇を飾る。
釣り吉とっちの調理メモ おろし煮編
揚げ方のコツ!
カサゴを油に入れると、激しく泡立ちます。
沢山の泡が出ているときは身に火が入りつつある時で、
身の水分が少なくなってから骨の水分も抜けてきます。
ある程度、骨の水分が抜けると骨まで食べられるようになります。
最初は火力を強火にしておき、泡の勢いが弱くなたったら中火にして、焦がさないようにじっくりと揚げてください。油から出ている部分には、お玉で油をかけてあげるのが良いですよ。
時々、菜箸でカサゴを持ち上げ油から離し、バットの上で2~3秒冷まし鍋に戻します。
こうすることでカサゴの表面の温度を下げ、二度揚げ的な効果を出します。
油の泡が小さく、揚げ音がおとなしくなってきたら揚がってきた証拠です!
最後に一瞬油の温度を上げて油切れを良くすれば、サクサク食感に仕上がりますよ。
魚なるほど知識
カサゴは高タンパク、低脂肪でダイエットにもオススメなお魚。
カサゴの身の脂質は100gあたり0.3gと少なく、
高タンパク・低脂肪・低カロリーの白身魚です!
脂質が少ないぶん消化吸収がよく、効率的にタンパク質を補充できます。
良質なタンパク質には体力向上、代謝活動の促進、免疫力を向上させる働きがありますよ。
体力回復やダイエットにもオススメ。
カサゴは生で食べても美味しく、揚げてカルシウムも摂れて万能な魚ですね。
今回は1匹で2種類作ってみましたが、
おろし煮はまるまる1匹使ってもおいしく召し上がれます。
揚げ浸しも紹介しています。
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