12月。いよいよ三浦半島も本格的に寒くなってきまして…
待ちに待った季節がやってきました!
今回の記事は三浦半島の闇磯シーバス狙い釣行です。
最近、まともな釣果に恵まれませんでしたが、ようやく記事が書けました。
このブログではお馴染みのS氏と同行で今宵も三浦半島の闇磯へ…
コンディションとベイト情報
この日のコンディションは無風で波は少々高め。
前日の爆風の影響が残っていて、時々大きな波が押し寄せます。
ただ、風は無いのでライトタックルでシーバスを狙うにはちょうどいいコンディション。
シーバス狙いでは、凪の時よりも多少荒れていたほうが実績が多い。
少々荒れている影響もあってか、目的地へ向かう途中の潮溜まりを照らしてみると…
ベイトフィッシュがうじゃうじゃと。
4~7センチぐらいでサイズにばらつきはあるものの、表層を泳ぎ回っています。
これはシーバスへの期待が高まりますね。
開始30分でさっそくヒット
目的地へ向かうも、やっぱり磯は歩きにくいですね。夜だとなおさらです。
夜の釣行ではくれぐれも慎重に、気を付けて歩きましょうね。
足場が悪くてちょっと危険な所を乗り越えて、ようやく本命ポイントへ到着。
前述のとおり、時々大きな波が押し寄せるものの、雰囲気は最高。
いつ釣れてもおかしくない雰囲気です。
この日は中潮で、到着時はもうすぐ満潮の潮止まり。
ただ、潮止まりとは言っても、現場は波もあって全く止まっている感じはありません。
事前に状況を頭に入れておくことも大事ですが、現場はやっぱり行ってみないと
わからない部分もありますね。
まずチョイスしたルアーは、このポイントで実績のあるダイワのしらすJ。
着水して2.3秒ステイ、中層を漂わせるイメージで…
根掛からない程度に中層を漂わせます。
※シンペンを根掛かりさせない為には、ルアーの沈下速度、ポイントの水深、波の状況等を考慮してカウントする事が重要です。あまりチャレンジし過ぎないように!!!(笑)
さっそく…
コツッ!!コツコツッ!!
というアタリ。
ただ、このアタリは…
フグもしくはネンブツダイ、ハタンポ…
やっぱりハタンポでした。引きもいっちょ前。
数か月前よりも明らかに大きくなっています。(笑)
さあ、どうする。
このルアーではこの子たちのアタリが絶えない。
ルアーを大きくするなりして、ハタンポからの猛攻を防ぐか、
それともルアーの選択は合っているとみて、このまま続投するか…
実はこの時のジャッジが、この後の釣果に影響します…
今回は…続投しよう。
過去の実績もあるし、ルアーの選択は間違っていないとみた。
引き続きハタンポからの猛攻を感じつつも、
キャストするコースを変えて続投。
着水してステイ。
ロッドを立てて、巻いて、中層を漂わせながらユラユラと誘っていると…
ドンッ!!!!
ドンドンドンドンッ!!!!!
きた!きたきた!
ヒットした瞬間、海中で暴れているような感触。
中層でヒットしたせいか、エラ洗いで海面に飛び出すことはなく、
海中で首を振っているのが伝わってきます!!!
かなり暴れているのは伝わってくるものの、
あまり重量感を感じられなかったので、大きめのメバルか?
と思っていましたが、
後半から本気出して走られました。
ギュンギュンギュン!!!
ギューーーン!!!
ドラグが勢いよく滑り出します!!
たまにいる、序盤に油断させて後半に本気出してくる個体です。
闇磯でシーバスがかかった際は、最後まで気を抜かずに!!
強烈な引きに時々のされるも、やっぱりそこはイグジスト。
安心してやりとりを楽しめます!
なんとなく、この後もまだ釣れると思ったので、
明るいライトは付けずに赤色ライトでなんとかやりとりをして慎重にキャッチ。
60センチぐらいの立派なマルスズキでした!!今回の本命ターゲット!
久しぶりに釣れるとやっぱり嬉しいですね。
なんだかんだ、開始10投ぐらいで釣れました。
潮汐表では潮止まりでしたが、やはり現場の状況次第ってことですね。
ハタンポの猛攻に屈せずに、しらすJを続投したことが正解でした。
三浦半島の闇磯シーバスがシーズンインであることを思わせてくれる貴重な一尾。
居るときは結果がでるのも早いですね!
同行者のS氏にもヒット
マルスズキが釣れたところで、とりあえずこのポイントは一時退散。
まだ釣れそうな雰囲気はありましたが、
やりとりを楽しんだ後なので、一旦場を落ち着かせます。
続投したい気持ちになりますが、場を落ち着かせることは重要。
新たなポイント開拓の意味も含めつつ、別のポイントへ移動。
どのポイントでも一度釣れたポイントは、タイミングや日にちを変えると
また他の個体が釣れる可能性が高いので、
常に新しいポイントを探し続けるという考え方はかなり重要になります。
新たなポイントでまた釣れれば、また狙うポイントが増えて…を繰り返すことで、
自分のポイントがどんどん増えていきます。
ということで、2人で別のポイントを探りましたが、
残念ながら今回は新ポイント開拓とはならず…
30分ほど場を休ませたので、もう一度先ほどマルスズキが連れたポイントへ。
同じ立ち位置でも、キャストするコースは全く別。
S氏が得意としているドシャローエリア。
選択したのはメガバスのコリー。
波が払い出されるタイミングで、表層でルアーを漂わせます。
波によって払い出されたベイトを演出するように…
今回も開始わずか数投でヒット!
ギュイーン!!!!
序盤から怒涛の滑り出し!!!
なんとなく、この勢いはヒラスズキだろうという感覚。
7.5フィートのロッドが美しく弧を描き、
ヒラスズキの強烈な突っ込みに追随して滑り出されるドラグ。
隣でタモを持ちながらS氏のやりとりを眺めています。(笑)
S氏の落ち着いたやりとりで難なくキャッチ。
やっぱりヒラスズキ!
およそ60センチですが、ライトタックルで釣るこのサイズのヒラスズキは、
緊張感のあるやりとりを楽しめます。
場を休ませたことが功を奏し、マルスズキ、ヒラスズキの2尾をキャッチすることができました。
これ以上釣っても食べきれず、資源保護の観点からも今回はこれにて終了。
実釣時間は約1時間半というかなり短い釣行となりました。(笑)
まとめ
今回の釣果の大きなポイントは2つ。
1つ目は、外道の猛攻の際に、ルアーを変えなかったこと。
猛攻に屈してルアーを変えていたら、釣れていなかったかもしれません。
そして2つ目は、30分間、場を休ませたこと。
これについても、あのまま同じポイントで続けていたら
2匹目のヒラスズキは釣れていなかったかもしれません。
どちらも何とも言えない話かもしれませんが、少なくとも結果が伴ったのであれば、
今回は正解だったということになると思います。
その後に繋げることは有効ですし、読者の皆様の参考になると幸いです。
使用タックル
・ロッド:月下美人 EX AGS 76MLS-T・E(廃盤)
・リール:ダイワ 22 イグジスト PC LT2500S
ライン
・よつあみ リアルデシテックス 0.5号
・プレミアムマックス ショックリーダー 1.75号
ヒットルアー
☆マルスズキ☆
☆ヒラスズキ☆
その他便利アイテム
ゴロタや磯での釣りは、リーダーが擦れやすく、結び直しが必要になります。
第一精工のノットアシストがあると、
釣行中も比較的簡単にFGノットを組むことができます。
これまでの未公開釣行とおまけ釣果
さて、久しぶりの釣行記の更新となりましたが、実は釣りに全く行けていなかった訳ではなく、
単純に大した釣果を得られていなかっただけなのです。
最近、三浦半島のシーバス、デカメバル狙いでの釣行で、
伊豆半島で使用しているタックル設定、9フィートのロッドに7g前後のルアーで飛距離を稼ぐスタイルで
三浦半島でも活用すれば今まで以上に釣れるのではないか?と、
挑んでいました。
その結果、飛距離を稼いでる割には実績が伴いませんでした。
もちろん、これからの本格シーズンに入れば釣果が伴ってくることもあるかと思いますが、
なんとなく、現時点では三浦半島では7フィート前後のロッドに、2~5gぐらいの
ルアーで狙った方が釣れる!という感覚です。
伊豆半島のタックル設定を三浦半島に持ち込んだところ、
飛距離は圧倒的に伸びましたが、2ヵ月ぐらいで釣れたのは
1kg越えのアオリイカとカサゴのみでした(笑)
ちなみに一緒に同行しているS氏は、7.5フィートのロッドに3g前後のルアースタイルを貫き、
一足先にメバル、シーバスを仕留めています。
なお、こちらのカサゴ、ヒラスズキはこちらの記事で美味しく料理させて頂きました。
毎度毎度、自然の恵みに感謝です。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
次回の釣行記は、「三浦半島の闇磯でヒラスズキ三昧」です!
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