
2025年1月。最低気温は5度以下という状況での闇磯釣行。
年明け最初の釣行はこのブログでお馴染みのS氏と同行で、
1月の初旬、中旬と2回にわたる釣行記。
1月初旬。開始早々、三浦半島の沈み根がヒット
この日は中潮。満潮付近でのエントリー。
新年最初のポイントは、見渡す限り磯のエリア。
ポイントまではかなりの距離を歩くので、到着するころにはクタクタになるポイント。
ただ、過去の釣行では満潮時に実績の高いポイントで、アオリイカやメバルも混じる。
が…
エントリーして早々、アクシデント発生。
表層から探っていこうと、最初にチョイスしたダイワのしらすJが痛恨の根がかり。
そこに沈み根があるのはわかっていたのに、調子に乗って付近を攻め過ぎてしまった。
夕まずめから暗くなるベストなタイミングでの根がかり。しかも取れない。
あぁ・・・このタイミングに合わせてエントリーしたのに・・・
凹んだ気持ちを抑えながら、根掛かり外しに専念することに。
磯でのプラッギングゲームをやる以上、根掛かりはつきもの。
何度も経験しているおかげで、筆者とっちは根掛かりを外すのは大得意。
このままロストすれば経済的にも環境的にも何のメリットもない。
何としてでも、時間をかけてでも絶対に取る。
ラインを手に取り、パチパチと弾く作業を繰り返し、取れなければ立ち位置を変え…
10分ほど格闘したのち、無事に回収。
ちなみにこの根掛かりの回収方法は、YouTubeの秦拓馬氏の、
俺達チャンネルで紹介されていますので、
読者の皆様もよかったら参考にしてみてください。
これをやると回収率が格段に上がりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ルアーの回収率を上げていきましょう。
そして、ルアーは回収できたものの、回収作業の代償として場荒れしてしまった影響もあってか…
アタリも無かったのでエリアを大きく移動することに。
こんなに歩いたのに…
スローリトリーブでのファーストコンタクトの正体は
そして、次はサーフと磯が入り混じるポイント。
もう満潮から下げに入っていて、何とか下げ8分ぐらいには仕留めたい。
序盤、磯の方でエントリーするも、ノーバイト。
磯が隣接するサーフエリアに移動して、S氏と分かれて広範囲に探ります。
S氏はがっつりサーフへ、筆者とっちは磯からサーフに向かってキャスト。
チョイスしたのは海爆リップレス50S。
ロッドを立ててスローリトリーブで表層を探っていると、
手前付近でゴンッ!!っというアタリが。
ところが、乗っていない。
間違いなく魚のアタリ。しかもフグでは無い感じ。大きめのメバルか、シーバスか…
すでに5.6投しているので、いつもならポイントを変えるのですが、
なんとなくさっきのアタリが気になってキャストを継続。
海爆をフルキャストして、同じように表層をスローリトリーブ…
すると…
ゴンッ!!
さっきと同じアタリ!
そして今回はアタリのすぐ後に海面に飛び出るエラ洗い!!!
重量感はあるものの、思ったよりすんなり寄ってくる。
2回、3回とエラ洗いをしてくるも、なんだか勢いがない。
そのまま磯に打ち上げて難なくキャッチ。


60センチを超える美しいマルスズキ。
下げ8分で潮が動くタイミングでのヒット。
海爆を丸のみで、抵抗が弱かったのはエラの内側にフックがかかっていたからか。
おそらく最初のバイトと同じ個体。
次こそは捕食するぞという意気込みを感じました。
何がともあれ、久しぶりに三浦半島でのマルスズキ!
年始早々、幸先のいいスタートとなりました。
月夜の釣行でヒラスズキ
年明け2回目の釣行は、大潮で月夜。
ほぼ満月状態のこの日も、S氏と同行でシーバス狙い。
満潮のタイミングで磯にエントリー。
開始早々のウェルカムフィッシュはカサゴ。

S.P.M.65のニューカラー、アクアオーラでヒット。
小さいので即リリース。
その後、65の射程圏内ではアタリが無いので、
ルアーをS.P.M.75に変えて遠投スタイルへ。
これまで探ってなかったポイントを広範囲に探っていると、
コンッ!!っというアタリとブルブルと小刻みに伝わる振動。
大きめのフグかと思いきや…


釣れたのはまさかのメバル!!しかも黒メバル。
別名ブルーバックと言われており、名前の由来の通り背中が青い。
三浦半島では珍しい回遊タイプのメバル。
75サイズのルアーに喰いついてくる獰猛さ。かっこいい一尾でした。
その後、残念ながらアタリは続かず…
そのままド干潮、潮止まりの時間へ。
大きくエリアを移動し、
最後に選んだポイントは、干潮で実績の高いポイント。
ただ、残念ながらこのタイミングで横風が吹いてきた。
キャストもしにくく、寒い。メンタルが削られていく。
海面もうねり始めて、うねりと風の状況でSPMのようなシンペンでは扱いにくい。
こういう時こそミノーの出番。チョイスしたのはリュウキ50S。
磯の先端から、沖のシモリに向かってキャスト。
ミノーならこのコンディションでもリップが水をかんで泳いでくれる。
シモリ付近に着水させ、流されてきたベイトフィッシュを演出。(妄想、イメージ)
アクションはせず、ただ巻きでルアーの泳ぎに任せてスローリトリーブ。
そして…
ゴンッ!!!
明確な当たり!!
からのギュイーン!!!!!
磯のダンプカーを思わせるような猛烈な引きと重量感。
あぁ…これはデカいやつだ。
この強さは久しぶりの感覚、ここから長いぞ。
心の中で覚悟を決める。
ここから何分格闘したか分かりませんが、
往なしては往なされ、根に回られないように立ち位置を変え、
少しずつ少しずつ距離を縮めて、エラ洗いで空気を吸わせて…
体力を削ったタイミングでランディング。


極太のヒラスズキ。
いやー、、、しんどかった。
このサイズ、このトルクは久しぶりでした。
尋常じゃない引きでしたが、そのやりとりも楽しみつつ、なんとかキャッチできました。
この日のロッドは月下美人の新作、EXシリーズの剛というロッドでしたが、
70センチのヒラスズキもなんとかいけました。
こんなサイズがかかるのが分かっていたら、
ヤマガブランクスのもう少し強めのロッドを使っていましたが、魚のサイズは選べないので仕方がないですね。
ちなみに、このロッドを監修したりんたこ氏も、最近の動画で大きな真鯛を釣り上げていました!
これからのメバルシーズンで尺メバルを仕留めるのが楽しみです。
おまけ(マルスズキとヒラスズキの比較画像)
今回、年明け早々にマルスズキとヒラスズキが釣れました。
せっかくなので、この2匹の比較画像を載せておきます。


どちらも三浦半島の透明度が高い海で釣れた個体です。
マルスズキとヒラスズキの違いが判らないという方の参考になれば幸いです。
ヒラスズキはマルスズキに比べて体高があり、尾びれが太いという特徴があります。
タックル
・ロッド:ダイワ 月下美人EX AGS 76ML-T・Q (品切れ中?)
・リール:ダイワ 22 イグジスト LT2500S
ライン
・よつあみ リアルデシテックス 0.5号
・プレミアムマックス ショックリーダー 1.75号
ヒットルアー
☆マルスズキ☆
☆ヒラスズキ☆
☆カサゴ☆
☆メバル☆
その他便利アイテム
磯やゴロタでの釣りは、リーダーが擦れやすく、結び直しが必要になります。
第一精工のノットアシストがあると、
釣行中も比較的簡単にFGノットを組むことができます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、当ブログからルアーや調理器具を購入していただいている読者の皆様、
本当にありがとうございます。ブログ運営の励みになります。
今年も釣行記やスペシャル釣魚レシピを投稿していきますので、
よろしくお願いいたします!
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