
釣りたてのシロギスで、衣を変えて楽しむ海のおつまみ
釣り仲間でお馴染みのS氏から、
釣れたてのシロギスをたくさんいただきました!

毎年この季節にはシロギスが好調で、
キラキラと光る魚体がクーラーボックスいっぱいに!
せっかくの新鮮なシロギスだから、できるだけシンプルに
そして、素材の甘みを引き立てる揚げ物にしようかと思いました。
ただの揚げ物では普通すぎるので、少しアレンジしてみようと。
選んだのは、パスタで使用される黄色い粉「デュラムセモリナ粉」と、
強力粉の「ルスティカ」をブレンドした衣。

セモリナ粉の粒子がカリッとした歯触りを生み出して、
ルスティカの粉がほんのり軽やかにまとめてくれます。
◾️デュラムセモリナ粉
◾️強力粉(ルスティカ)
材料
- シロギス 8〜10尾
- デュラムセモリナ粉 大さじ3
- 強力粉(今回はルスティカ) 大さじ2
- 藻塩 少々
- 揚げ油 適宜
- 岩塩 少々
- すだちやライムなど お好みで
作り方
①シロギスは開いて骨を取り、水気をしっかり拭く。粉を合わせる。バットにセモリナ粉・強力粉・藻塩を加えよく混ぜる。


②下処理したシロギスに粉をまんべんなくまぶす。余分な粉は、はたいておく。


③鍋に3cmほどの米油を入れ170℃に熱し、②を両面こんがり色づくまで揚げる。



衣がカリッとしたら取り出し、油を切ります。
◾️揚げ物鍋 油切りも一緒で便利で快適調理。
④皿に盛り、すだちを添える。仕上げに岩塩を振ると、甘みがグッと引き立ちます!


ポイント
・セモリナ粉を多めにすると「ザクッ」と香ばしい食感に。
・強力粉を増すと、より軽やかでやさしい口当たりに。
・衣に青のりや粉チーズを加えるのもオススメ。
おまけの一品!
同じ粉を使用して、イタリアのおつまみ「ゼッポリーネ」も作りました!
ゼッポリーネ(Zeppoline)は、南イタリア・ナポリの定番スナックです。
青のりを練り込んだ発酵生地を丸めて揚げた小さなパンです。


外はカリッと、中はふんわり。
噛むと礒の香りがふわっと広がり、もっちりとした食感が後を引く美味しさです。
現地では、バールでビールや白ワインのおつまみとして親しまれています。
今回はシロギスのセモリナ粉揚げと並べて、
海の香りを満喫できるおつまみとして、ぜひお楽しみください!


ゼッポリーネの材料
- 強力粉(今回はルスティカ) 50g
- デュラムセモリナ粉 50g
- ドライイースト 3g
- 水 100ml
- 藻塩 ひとつまみ
- 青のり(乾燥) 5g
- 揚げ油 適宜
- 岩塩 適宜
ゼッポリーネの作り方
①ボウルにイースト・水・藻塩・青のりを合わせよく混ぜる。全体がなじんだら、強力粉とデュラムセモリナ粉を入れてよく混ぜる。


②生地が一つにまとまり、表面が滑らかになったらラップをかけて1時間くらい室温で2倍くらいに膨らむまで発酵させる。


③生地をスプーンですくい揚げ油(180℃・分量外)に落としながら、薄く色づくまで揚げる。
④仕上げに岩塩を振る。
◾️柳宗理ステンレスボール 料理研究家や主婦などの声から生まれたロングセラーアイテム!
とっちの味探訪
本格ナポリ料理とナポリピッツアを楽しめるお店「パルテノぺ恵比寿」
扉を開けるとそこはナポリ!
本場のナポリピッツァと、気取らずシンプルでおいしい南イタリアの郷土料理を提供しています。





今年でお店は25年!定番料理から季節の味も豊富なメニュー満載です。
住所:東京都渋谷区恵比寿1-22-20 1階
・東京メトロ日比谷線1番出口より徒歩5分
・JR恵比寿駅東口より徒歩5分
Pranzoランチ 11:30~14:30 (L.O.14:00)
Cenaディナー 17:30~22:00 (L.O.21:00) / 金・土曜日のみ~23:00 (L.O.22:00)
定休日:月曜日
三浦の海で釣れた海の恵み「シロギス」を、揚げて、できたてを食べる。
それだけで、特別な気分になります。
衣を変えて楽しむ海のおつまみから、海の記憶を思い出させてくれるような味わいです!
よかったら、皆様もこのレシピで海の香りを感じてみてください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スパイスが効いたおつまみレシピはこちらでもご紹介しています。


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