三浦半島闇磯シーバスシーズンイン!2025.ver Part1

ようやく暑さも和らぎ、秋らしい気候になってきた三浦半島。

今回は9月下旬と10月上旬の2回分の釣行記。

去年よりも早いタイミングで闇磯シーバスがシーズンイン!

9月下旬。今シーズン初のナイトゲーム

去年は10月中旬頃に闇磯シーバスが釣れたが、今年はどうか。

もしかしたら例年、思っている以上に早いタイミングで釣れ始めてるのでは?

それを確かめるために今回は去年よりも早めに偵察です。

とは言え、9月下旬は夜の気温も高く…暑い。

現地に着くと海は茶色い濁り。

まだまだ夜の時間に潮が引かないこの時期、

足元に気を付けながらライトを照らしてポイントへ向かっていると、

ニョロニョロとアナゴが2匹。濁りの中で白い魚体が反射して蠢いていました。

タモで掬ってみると結構大きい。

今回はそのままリリースしましたが、なかなか美味しそう。

次に会った時は逃がさないぞ。

ポイントへ到着すると、良い流れができている。

ワンドに向かって川のように流れている潮。

もうすぐ干潮の潮止まりなので、この動きが止まってしまうその前に仕留めたい。

足場も少し高かったので、ミノーをチョイス。

時間との勝負なので、早めに立ち位置を決めてキャスト開始!

こういう流れの効いている日はシーバスが釣れる可能性も高い。

時折、強い追い風が吹いてくるのでそのタイミングに合わせてキャスト。

潮の流れを感じるところ、巻き抵抗のあるところを探ります。

期待を込めてキャストを続けていると、

着水した直後、沖の方でコツッ!!というアタリ!

それほど大きなアタリではありませんでしたが、

実は大物だったパターンもあるので、慎重に寄せていきます。

下に突っ込む引き。

ただ、それほどの重量感はない。

難なく寄せてネットイン。

小さめのクロダイでした。

本命シーバスではないものの、久しぶりのナイトゲームで釣れた一尾。

少し小さいですが、このサイズのクロダイは40センチ以上のクロダイと比べると

個体差も少なく、臭みが無いことが多いので美味しく頂くことにしました。

その後…

結局、思いのほかあっという間に潮は止まってしまい、

この日、魚からのコンタクトはなく、このクロダイで終了となりました。

まだ流石に早かったか…

10上旬。荒れ気味の三浦半島にて

10月上旬。この日はO氏と同行での釣行。

干潮から上げのタイミングでエントリー。

この日の三浦半島は程よく波っ気があり、本命シーバスが期待できるコンディション。

唯一の懸念材料は月明りでしたが、曇天のおかげでその影響も少ない。

問題はシーバスがシーズンに入っているかどうか。

干潮のタイミングで闇磯ポイントに到着し、キャストを開始。

が…アタリは無い。

1時間、2時間とあっという間に時間は過ぎていき、

潮は上がり始め、気が付けば満潮2時間前に。

やはりまだ少し早かったかと、諦めムードが漂ってくる。

今回は、シーズンインを確かめるための釣行でしたが、

諦めかけたその時!よく耳にするフレーズ。

まさにこれが起きました。

これまで実績の無い立ち位置でのエントリー。

満潮前ということもあって、うねりの勢いは増し、潮は流れている。

むしろ若干荒れているぐらいで、押し寄せた波が磯に当たり、

時々海水のシャワーを浴びてしまうような状況。

とは言え立ち位置付近は水深がある訳ではないので、

波の中でも水面直下を引けるミノーをチョイス。

リッジスリムは3gと軽いので飛距離はそんなに出ないものの、

魚さえ居れば食わせの力は格別。期待を込めてフルキャスト!

痛恨のラインブレイク

3投目ぐらいだったと思います。

ただ巻きからのルアー回収間際、足元でバコンッ!!

が、乗らない。

明らかにフグやネンブツダイ系の小物とは異なるアタリ。

これは確実に本命だ。

並んでキャストしていたO氏にアタリがあった事を伝え、次のキャストでした。

着水して5.6回巻いてきた所で、またしても同じアタリ。

バコンッ!!!

きた!!!

ゴンゴンゴンっと下に突っ込む引き。

そして沖に向かって突っ走る!!

容赦なく滑り出していくドラグ!!!

これは…大きめのヒラスズキ…

強めの設定なのに勢いは止まらず、青物を思わせるような引き。

ちょっと待て!

そっちに走ってはいけん!そこには突き出した磯が…

立ち位置を変えようとしているその時、

思いっきりラインが下に引っ張られた瞬間!

PEラインが2メートルほど先にある突き出した磯に…

擦れる。

あ、やばい…

スパッ!!!

気づいた時には時すでに遅し。

痛恨のラインブレイク…

まるでそこに突き出した磯があることが分かっていたような…

やってしまいました。

ヒットしても強引に寄せるつもりでキャストしていましたが、

想定外の大物に完全に主導権を握られ、一瞬の隙を突かれました。

個人的に一番やってはいけないラインブレイク。

猛省。

ひとまずこのポイントをO氏に委ね、ノットを結びなおしながら意気消沈…

そして…

まだまだ魚たちは捕食を続けていたようで…

次はO氏にヒット!!

ただ、今回はさっきの引きとは異なり、

とにかく下に向かって叩きつけるような独特の引き。

これはそう…

クロダイ。

特に荒れたポイントだとスズキと一緒にいることが多いゲスト。

日中のサラシ打ちでもスズキと一緒にかかることが多いですが、

ナイトゲームでもヒットしました。

ベテラン釣り師のO氏、難なく40センチ越えのクロダイをキャッチ!

エラ洗いの正体は…

さて、O氏がクロダイを釣り上げたところで、

このポイントはまだまだ魚が居そうな雰囲気を醸し出している。

足元付近は魚とのやり取りで散々荒らしてしまったので、

リッジスリムよりも飛距離の出るDUOのTOTOをチョイス。

これまでよりも沖のポイントを探ってみます。

沖に向かってフルキャストして、1秒に1回転のリトリーブ。

ちょうどルアーが先ほどの突き出した磯付近に差し掛かろうとした瞬間!

バコンッ!!バシャーン!!

沖の方からチェイスしてきたのか、問題の磯付近でヒット!

またこの辺かよ!

今度は同じ過ちを犯さまいと、すぐに立ち位置を変えて安全地帯に魚を誘導。

最初に逃した魚ほどの重量感は無かったので、

強引に寄せて足元付近でやりとり開始!

クロダイがよぎるも途中で見せたエラ洗いでシーバスを確信!

3.4回のエラ洗いをかわし、無事にO氏の協力でネットイン!

ヒラスズキ!

ナイトゲームのイソヒラにしては小さめのサイズですが、

無事に本命をキャッチ。

三浦半島のナイトゲーム、開幕です。

気が付けばもう深夜。この日はこれにて終了。

近々、逃したヒラスズキぐらいのサイズを狙って、リベンジします。

使用タックル

・ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント 83 TZ NANO Flex

・リール:ダイワ 22 イグジスト LT2500S

ライン

・よつあみ リアルデシテックス 0.5号

・プレミアムマックス ショックリーダー 1.75号

ヒットルアー

☆クロダイ、シーバス☆

※ヒラスズキのDUOのTOTOは廃盤カラー。

その他便利アイテム

磯やゴロタでの釣りは、リーダーが擦れやすく、結び直しが必要になります。

第一精工のノットアシストがあると、

釣行中も比較的簡単にFGノットを組むことができます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回、別の闇磯でもシーバスキャッチ!

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