暖かくなってくると、みずみずしい新鮮な生野菜をたっぷり食べたくなりますね♪
フレッシュな野菜と爽やかなライムの香りと酸味を味わえるサラダのご紹介!
今回のクロダイはこちらの釣行で釣れたクロダイです。
ちなみに「セビーチェ」とは、ペルーの郷土料理で魚介マリネを意味します。
ライムなどで酸味を効かせているのが、味付けの特徴。
今回は3日間藻塩で熟成させたクロダイと、
生野菜がたっぷりと食べられる、とっち風のセビーチェサラダをご紹介いたします!
cook!ngお手軽度 ★★★☆☆
材料
- クロダイ 100g
- 藻塩 1g
- きゅうり 30g
- トマト 50g
- ケール 20g
- クレソン 10g
- 小蕪(ラディッシュでも可能) 5g
- ライム 1個分
- オリーブオイル 20g
- 岩塩 少々
- 黒胡椒 少々
- パプリカパウダー 少々
作り方
- クロダイは三枚におろして皮と中骨を取り、表面の水分を取って両面に藻塩を振る。
- ①をペーパータオルに包みラップをして冷蔵庫で冷やす。翌日、表面の水分を拭き取り再びペーパータオルに包み、ラップをして冷蔵庫で冷やす。これをもう1日同じことを繰り返す。
- ②を5mm幅に切る。
- きゅうりは縦半分に切り、中の白い部分をスプーンで取り2mm幅に切る。
- トマトはクシ型に切り、皿に半分に切る。
- ケール・クレソン・小蕪(又は薄切りのラディッシュ)は一口大に切る。
- ④・⑥は冷水に漬けて冷やし,水気を切る。
- ボウルに⑦・⑤・③を入れて混ぜ、ライムを絞りオリーブオイルを入れて和える。
- ⑧に岩塩・黒胡椒を振る。
- 皿に⑨を盛り、パプリカパウダーを振る。
釣り吉とっちのクッキングメモ
下ごしらえで身が締まり&弾力もアップ!!
今回は、クロダイを藻塩で3日間マリネをしました。
もちろんそのまま食べても美味しいのですが、
藻塩でマリネすることで、クロダイの持っている余分な水分が取れてくさみが抜けて、
身が締まりより美味しくなります。
後ほど、魚なるほど知識で具体的にご紹介します!
料理の写真で見ても、透明感も出てプリッとした綺麗な身の締まり具合です。
葉野菜を美味しく食べるポイント!
葉野菜を氷水につけると、
水が細胞内に流れ込み圧力が高まって、葉野菜に張りがうまれます!
手でちぎると切断面が粗くなり表面積が広がり、ドレッシング類がからみやすくなります。
また鋼の刃で切ると、葉野菜のポリフェノールと鉄が反応し、
時間の経過とともに切り口が酸化して黒くなってしまい、見た目が悪くなりますのでご注意!
葉野菜をライムの果汁やオリーブオイルで和える時は、
葉野菜を下の方からやさしくすくいあげ、ふわっと上下をかえすように和えます(トスします)。
下処理や、ちょっとした調理のコツで美味しさは格別に上がります。
魚なるほど知識
クロダイを美味しく食べる方法「熟成させる」
今回はクロダイをその日に食べるよりも(藻塩で)熟成させてから食べることを、
レシピでご紹介しました!
熟成させることによって身のニオイや余分な水分がドリップとして排出されるほか、
脂が身全体に回ることで柔らかい食感になりますよ♪
また、細胞内のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)という物質が旨味成分に変化することで、旨味をたくさん含んだ美味しい身に変化します!
キッチンペーパーとラップをご用意ください!
キッチンペーパーで、おろした身を包みます。
冷蔵庫で寝かせて、1日ごとに排出されたドリップで濡れたペーパーを新しく取り替える。
2日から4日ほど、この作業を繰り返して熟成させてください!
久しぶりのクロダイの登場でした!
調理のコツで更に美味しく食べるポイントも掲載しています、ぜひお試しください♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
クロダイのレシピはこちらでもご紹介しています♪バジルを使って、爽やかな味わいです。
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