三浦半島マゴチゲームシーズンイン!

いよいよ本格的な夏が近づいてきました。

本業のナイトゲームは厳しくなってきますが、

夏といえば照りゴチ!!

三浦半島はマゴチの魚影は濃く、ルアーで狙って釣ることができます。

今回はそんなマゴチを狙った三浦半島での釣行記。

磯から狙うマゴチゲーム

マゴチと言えばヒラメと同じように砂地に潜むフラットフィッシュで、

主にサーフから狙うのが一般的。

ただ、広大なサーフでは地形変化やベイトによってポイントは左右されがちで、

魚がいるポイントを見つけるのは難しい。

そして比較的、手軽な釣りになるのでアングラーも多い傾向にあります。

もちろん筆者のとっちもサーフで狙うこともありますが、

特に~灘のようなひたすらサーフのフィールドはどちらかと言えば苦手。

当たれば手軽で楽しいんですけどね。

今回紹介するのはそんなサーフではなく、磯から狙うマゴチゲーム。

サーフよりも狙うポイントが定まりやすい反面、根掛かりのリスクも格段に上がりますが、

サーフのように地形が変化することは無く、

一度釣れれば別の個体も入ってくる可能性が高いので、

シーズン中は同じポイントで釣れやすいというメリットもあります。

今回はそんな磯から狙うマゴチゲームのポイントやルアーを紹介していきます。

磯でのポイントを見つけるには?

結論から言うと、グーグルマップの衛星画像をチェックして、

ひたすら現場に行ってみる。です。

ただ、衛星画像でわかるのはなんとなくの地形で、過信は禁物。

実際に行ってみたら思っていた場所に行けない、立てない、

思っていたポイントにキャストしても届かない…色々あります。

そのため、衛星画像で目星をつけたポイントは、現地に行くことがとても大切です。

また、磯から狙うと言っても、キャストしたその先の底が岩礁帯だと、

どうしても根掛かりが多発し、ルアーはいくつあっても足りず、

釣れるのはロックフィッシュになりがち。

そこで重要なのが、立ち位置から数メートル先(キャストできる範囲)の底質は何なのかを知ること。

グーグルマップの衛星写真使って目星をつけたら、実際に現地でキャストしてみて

砂地のポイントを確認します。

確認する際にキャストするときも、例えばオモリだけにする等で、

経済的にも、環境的にも、無駄なロストを避けるようにしましょう。

そんな感じでポイントを確認しながら、あとはひたすらランガン。

砂地と岩礁帯の境目があれば、そのポイントをひたすら打っていくイメージです。

磯は特にカニやエビ等の甲殻類が豊富なので、

そういったベイトを捕食しにくるであろう個体がいるのをイメージして探していきます。

ポイントによって干潮が有利、満潮が有利等あるので、

それはもう両方のパターンを通って正解を見つけていくしかありません。

例えば、干潮で釣れなかったとしても、

そのポイントに満潮時に行けば釣れたかもしれないので、

最低でも目星をつけたポイントは2回は行くようにします。

実際、こいうったポイントで釣れたマゴチの胃袋からは、

高確率でエビやカニが出てきます。

目星をつけたポイントに、エビやカニ等のベイトがいて、

しかもその付近に砂地のポイントがあれば、重点的に探ってみましょう。

また、筆者であるとっちは磯でのナイトゲームがメインのため、

釣行時にマゴチが居そうかどうかも考えながら釣行することで、

マゴチシーズンに入った時に探ってみるポイントを増やしています。

別の魚種を狙って磯に行く機会がある人は、

マゴチが居そうなポイントをイメージしながら釣行することで、

ポイントを見つける近道になるかもしれません。

ちなみに、ナイトゲームでたまたま釣れちゃってポイント開拓!

みたいなパターンもありますよ…

このポイントはがっつり磯でしたが、

一部砂地のエリアがあって、そこに潜んでいました。

こういった感じで、まずは衛星写真を駆使しながら現場に足を運び、

そしてマゴチがいることを信じて何度か通って、

ポイントを開拓してみましょう。

使用するタックル

前述しましたが、サーフとは違い、

磯から狙うと当然ながら根掛かりするリスクも上がります。

サーフで使うようなトレブルフックのルアーを使ってボトムに着底させたら、

運が悪いと一発でロストします。

そのため、磯からピンポイントで狙う場合は、

テキサスリグ等のオフセットフックを使用したリグがおすすめ。

実際に釣り吉とっちが使用しているタックルについては、

最後に紹介しておりますので、そちらを参考にしてください。

デイゲーム1日目

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ釣行記です。

5月。

徐々に気温も上がり、ナイトゲームのプラッギングゲームが厳しくなり始め、

なかなか釣果が伴わないことが多くなり始める時期。

ただ、それは同時にマゴチゲームが開幕したことを意味します。

ナイトゲームでの釣果が厳しい日が続き、

この日はついにお馴染みのS氏とマゴチ調査をすることに。

過去に実績のあるポイントで、

岩礁帯と砂地の境目をピンポイントで打っていきます。

根掛かりを軽減するオフセットフックに、甲殻類系のワーム。

テキサスリグでバレットシンカーは7グラム。

ちなみに愛用しているワームはOSPのドライブビーバー3インチ。

※タックル詳細は記事の最後に記載しております。

満潮付近で岸に寄ってきた個体を狙うパターン、

干潮で普段は立てない立ち位置から、その先に居ついている個体を狙うパターン、

ポイントによって狙い方は色々あるかと思いますが、

今回のポイントでは満潮付近、上げ潮で岸にさしてきた個体を狙います。

水の濁り具合を見て、ワームカラーをチョイス。

今回は透明度が高く透き通っていたので、

あまり目立ち過ぎないモエビカラーを選択。

すると早速、フグの猛攻が出迎えてくれました。

ワームが徐々に食いちぎられて小さくなっていきますが、

これはそのうちマゴチが来るぞという合図。(いつもそうだと思い込んでいます)

実際、全く釣れないと時はフグの猛攻すらありません。

そんなフグの猛攻に耐えながら、

キャストして、着水。糸ふけを取って、一回目の誘い。

チョンチョンチョン…ステイ…

ググッ!!!

きました。

この感触が来たらそーっと重みが乗っているのを確認して…

一気にフッキング!!!

ひたすらゴリ巻き!

姿が見えた途端、最後に猛暴れで沖に逃げようと走りましたが、

冷静にドラグを活用して対応。

S氏の協力で丁寧にランディング。

記念すべき今シーズン最初の1匹目は、

50アップ良型マゴチ!!

マゴチ調査初日、幸先の良いスタートとなりました。

フグの猛攻の間に…

さて、記念すべき1匹目が釣れたところですが、

フグの猛攻はその後も続いています。

いつもの流れだと、地合いが終わるとフグの猛攻が終わりますが、

この日はまだまだフグの猛攻が続いている…

ちぎられる度にワームチェンジ。

いつかマゴチが来ると信じて、もはやメンタルとの闘い…

フグの猛攻に心が折れかけ、ギブアップ寸前、

手元のワームが無くなり、最後にS氏の持っていたバグアンツを借りることに。

気が付けば夕まず目。

いずれにしてもそろそろ終了の時間。

次根掛かりしたらもう終わりにするというメンタル状況。

よし、最後にこれまで打っていなかった方向にキャストしてみよう。

ただ、そのキャストしようとしているポイントは

砂地というよりほぼ岩礁帯なので根掛かりのリスクも高い。

ただこれまで通りのポイントを狙ってもマゴチはいない。

エイッ!!!!

ググッ!!!

グングングングンッ!!!

きたーーーー!!!

終了間際に釣れるってあるあるですよね。

フグの猛攻によって手が千切れたバグアンツにも反応し、

完全にシーズンインとなったことを彷彿させる2匹目となりました。

デイゲーム2日目

そして別日。

シーズンインとなり、この日はS氏に加えて、久しぶりにK氏との3人釣行。

ただ、この日のS氏はシロギスを狙うとのことで、

マゴチ狙いとシロギス狙いの二手に分かれることに。

K氏と共に実績のあるポイントでいざスタート。

基本的にこのスタイルの釣りでは、

狙う場所や使うルアーは基本的にどのポイントでも同じ。

磯の上から、砂地と岩礁帯の境目を打っていきます。

この日も序盤からフグの猛攻が出迎えてくれました。

徐々に食い千切られて小さくなっていくワーム…

岩礁帯が多いエリアはK氏に任せて、

なんとなくほぼ砂地のドシャローエリアを探ってみることに。

食い千切られてギリまだ使えるか?ぐらいになったワームをキャスト。

キャストして、着水。糸ふけを取って、一回目の誘い。

チョンチョンチョン…ステイ…

ググッ!!!

このパターン。

前回の1匹目のマゴチと同じパターンです。

着水して1回目の誘いからのバイト!

ググググッッ!!!

ギュンギュンギュンギュン!!!!

かなりの重量感と、今までとは違う引きの強さ…

60センチを超えるビッグマゴチ!!

ワームを飲み込んでいてフッキング画像なし。

もっとうまく撮れなば良かったと後悔しています。。。

それにしても1シーズンに出るか出ないかの60アップ!

今年は運良く序盤で釣れました。

今年の三浦半島のマゴチゲームは当たり年かもしれませんね。

同行者のK氏にもヒット

大物が釣れたところで、K氏のアタリにも期待するも、

どクリア系のワームを使っているK氏はなぜかフグの猛攻が一度もない事に気付く。

これはおかしい。

こんなに食い千切られているのに、一回もかじられないなんて…

試しに自分の使っていたドライブビーバーのブルーフレークカラーを使ってもらうと、

なんとわずか数投で・・・

K氏にもマゴチのアタリが!!

船でのマゴチゲームを経験しているK氏。

マゴチのアタリはすぐに分かったようで、がっつりアワセを入れてフッキング!!

45センチを超える立派なマゴチ。

フッキング画像を撮る前にK氏が外してしまいましたが、

アワセが完璧だあったようで見たことないぐらい口が真っ赤になっていました(笑)

そしてワームカラーが重要であることを思い知らさあれる一尾ともなりました。

ポイントに合わせて何のカラーが強いのか、通って見極めることも重要ですね。

最後に

両日とも無事にマゴチが釣れましたが、

釣り吉とっちのメインであるナイトゲームは両日ともボウズ。

普段やらないような潮回りで既存ポイントを試したり、

新ポイントを果敢に攻めて、無事にルアーをロストするだけで終わっています。

ナイトゲーム苦戦中…

ただ、この時期限定でナイトゲームで狙って釣れる魚がいる。

それはメジナ!!!

今年はメジナをプラグで狙って釣りたいと思います。

使用タックル

・ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント 83/TZ NANO Flex

・リール:ダイワ 22 イグジスト LT2500S

ライン

・よつあみ リアルデシテックス 0.5号

・プレミアムマックス ショックリーダー 1.75号

ヒットルアー

☆マゴチ☆ ~リーダーに、上から順に使ってます~

その他便利アイテム

磯やゴロタでの釣りは、リーダーが擦れやすく、結び直しが必要になります。

第一精工のノットアシストがあると、

釣行中も比較的簡単にFGノットを組むことができます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回紹介した磯から狙うマゴチゲームは、

三浦半島に限らず、生息するエリアにおいてはどこでも通用すると思いますので、

ぜひ試してみてくださいね。

メジナが釣れたら近日中に釣行記アップします。

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