
三浦半島で釣れたクロダイを、冬らしく「蒸籠」でふっくらと仕上げました。
蒸籠蒸しは「強い火で一気に蒸す」のがポイント!
余分な水分をまとわせず、素材本来の香りと旨みを閉じ込めてくれます。
冷たい風が強まるこの季節。
ホカホカと湯気とともに広がる、素材の香りが冬の始まりを告げてくれるひと皿です。
なぜ蒸籠蒸しがトレンドに!?その背景は・・・
2025年の「料理トレンドワード大賞」で大賞にも選ばれており、
蒸籠蒸しは注目の調理法です!
トレンド背景
・ヘルシー:油を使用せず、素材のうまみ・栄養を逃しにくい
・簡単&時短:並べて強火で蒸すだけの「ほったらかし調理」
・素材が美しい:魚・野菜がふっくら、香りがよく仕上がる
・映える:蒸篭に並べるだけで見た目がよく、SNS映え!
・家庭の普及:キッチンツールが手に入りやすい、レシピやSNS投稿で身近に
特に最近は、忙しい平日や季節の変わり目などに「さっと蒸すだけ」で
栄養と満足感を得たい方に「暮らしの質向上」のニーズにマッチしており、
蒸籠蒸しは「手軽で少し丁寧な暮らしの象徴」としても定着しつつあります。
材料
- クロダイ 半身
- 藻塩 1g
- 料理酒 大さじ1
- 長芋 30g
- にんじん 10g
- ケール(今回は紫ケール) 1枚
- 生姜 5g
- 柚子 半分
- マーガオ お好みで
- 胡麻油 大さじ1
下処理
①クロダイを切り身にして藻塩を振り、10分位おいて出てきた水分を拭く。




②長芋・にんじんは3mm厚さの輪切り、ケールは軸と葉を分ける、生姜は千切り・柚子は薄切りにする。


作り方
①蒸籠に下処理したケールを敷き、にんじん・クロダイの切り身を置く。


②①に長芋を置き、料理酒を振って千切りにした生姜・薄く輪切りにした柚子をのせる。


③②を強火で約8分〜10分蒸す。


④ふっくらと白く仕上がり、竹串がスッと通れば完成!



仕上げにマーガオなどお好みのスパイスや、ごま油をかけてお召し上がりください。


マーガオ(馬告Magao)は、台湾原住民族のタイル族が古くから使ってきた、
山胡椒と呼ばれるスパイスです。
香りは、爽やかでスパイシーな香りが特徴。
レモングラス×山椒×ジンジャー×ほのかな柑橘を合わせたような感じです。
とっちのオススメキッチンツール
◾️蒸籠セット 毎日の蒸籠クッキングに大活躍!
◾️ビタクラフト片手鍋 熱しやすく冷めにくいステンレスのお鍋
おまけのレシピ「クロダイのカレー」
ビタクラフトの鍋にクロダイのアラや野菜類を入れてコトコト煮ます。



クロダイにすりおろしたニンニクを混ぜておきます。
カレールーを溶いて、完成!黒米ごはんにかけていただきます♪


クロダイとスパイスのハーモニー、シーフードのカレーも美味しいですよね。
初冬の三浦半島で出会ったクロダイを、
蒸籠でふっくらと蒸し上げ、
仕上げにマーガオの爽やかな香りを添えると、素材の旨みが一段と引き立つひと皿に。
シンプルな蒸し料理だからこそ、
際立つ季節の味わいをゆっくりと楽しみたくなる料理です。
これからの季節にもぴったりです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
クロダイレシピと三浦を満喫する記事はこちらでご紹介しています。



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