4月。久しぶりの三浦半島の闇磯釣行ですが、
今回は別日に行った短時間でのデイゲーム、マゴチ狙いの釣行も載せたいと思います。
ちなみにナイトゲームは特大メバル狙いのタックルでエントリーしてみました。
三浦半島のマゴチゲームはシーズンイン
磯のイメージが強い三浦半島ですが、
ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュの釣果も結構上がっていますね。
特に三浦半島のマゴチに関しては、個体数が多いようにも感じます。
今回は、そんなマゴチ狙いの釣行をご紹介。
この日はたまたま日中に時間が作れたので、
そろそろマゴチが釣れ始めるかな?と確認を兼ねて根が点在する砂地エリアへ。
砂地といってもやっぱりここは磯の多い三浦半島。
底は砂地でも自分が立っているのは磯の上。
もちろんサーフでも釣れますが、磯の上からキャストするような
根が多い砂地エリアはその分魚影が濃いです。
オフセットでないと根掛かりは必至ですが、
何度か通ってキャストしているうちにどの辺が根掛かりするのか、
どの辺が完全に砂地になっているのか、分かってきます。
行ったことの無いポイントでは、グーグルマップを使って衛星写真を見てみると、
どの辺が砂地になっているのか、参考になります。
今回のロッドはインクスレーベルのトレスサビオ。
ベイトタックルでありながら軽量リグがキャスト可能で、
7gぐらいが気持ちよく飛んでいきます。
しばらく欠品していましたが、製造されたみたいですね。
すぐ無くなるかも?しれませんが…
今回はテキサスリグで、7gのバレットシンカーにワームはバグアンツ。
あっても無くても良いような気がするビーズまでつけました。
準備が整ったら、いざキャスト開始。
時間が限れれているので手際よく広範囲を探っていきます。
風も無く、鳥の鳴き声も聞こえてくるような、
のんびりとしたシチュエーションの中でキャスティング。
序盤は全く反応がありませんが、釣れていなくてもこの空間に癒されます。
そして中盤、ようやく魚からの反応が。
コンッ!
とした後に
ググッ!!ググッ!
っという小さめのアタリ。
ただ、マゴチも個体によっては最初のアタリが小さく、
その後のやりとりで猛烈な引きをする個体もいるので、
油断はせずにアワセを入れて一気に浮かせます。
ところが、
今回はすんなりと浮いてきて…
ソゲでした。
同じフラットフィッシュなので、マゴチ狙いで釣れることが多い定番ゲストです。
気を取り直してキャスト再開。
すると、先程のソゲからわずか3投目。
ゴンッ!!
明らかにさっきとは異なるアタリ。
アタリと同時にアワセを入れて、一気に浮かせようとするも…
重たい。
ググググッ!!!!
この力強さと、首を振っているような感覚。
マゴチだ。
大きく首を振って抵抗しているのが伝わってきます。
この首振りダンスに合わせてスティーズのドラグ引き出しクリックが微かに音を奏でます。
今のベイトリールは音が鳴る機種が増えつつありますね。
首振りダンスに追随して引き出されるドラグにより、ラインブレイクをかわしつつ、
動きが止まった瞬間を見逃さずに、一気に浮かせます。
バシャーン!!
海面に浮いてきてからも激しい抵抗。
飛び散る大きな水しぶき。
ただ、この引きを想定してのタックル設定です。
緊張感のあるやり取りの中でも、安心感も残しつつ、
このやりとりを楽しませてもらいます。
丁寧に陸地に上げて…
今度こそ本命のマゴチです。
45センチを超える申し分ないサイズ。
釣行時間は1時間ぐらいでしたが、運よく地合いのタイミングにあたって
貴重な一尾を釣り上げることができました。
マゴチのシーズンインを彷彿させる貴重な一尾です。
タックル紹介
・ロッド:インクスレーベル トレス サビオ
・リール:スティーズ CT SV TW 700SH
ライン
・よつあみ リアルデシテックス 0.5号
・プレミアムマックス ショックリーダー 2号
ナイトゲーム。遠投の先に待っているのは?
さて、別日のナイトゲームです。
このブログではお馴染みのS氏と同行でシーバス狙い。
S氏、私が特大メバル狙いの遠征中も毎週三浦半島に行っているみたいで、
もはや行っていない週は無さそうです。(笑)
そんなS氏と同行で、
今回は、前回の釣行記でも紹介させて頂いた特大メバル狙いのタックルで
エントリーしてみることにしました。
いつもの三浦半島スタイルでは、7.6フィートのロッドに
2500番手のリール、ナイロンライン5lb直結ですが、
8.9フィートのロッドに2500番手のリール、0.6lbのPEラインで飛距離を伸ばし、
より広範囲で闇磯のシーバスを探ってみようと思います。
個人的にはそこまで釣果は変わらないと思っていますが、
普段なら届かないエリアを探ることができるので、
いつもとは違う魚が釣れるかも?
なんて期待を込めてこのタックルで挑みます。
下に突っ込むその引きは…
いつものように周囲が闇磯と化したタイミングでエントリー。
時にはウェーディングして足場の悪い磯を進みながら、
磯の上に立って真っ暗な大海原へフルキャスト。
8.9フィート、三浦半島では少しオーバースペックかなと思っていましたが、
それは1投目のキャストで払拭しました。
バシッ!
っと気持ちよくキャストが決まって、
明らかにいつもよりぶっ飛んでいくルアー。
ルアーは普段より大きめのマニック7グラムをチョイス。
余裕で50メートルは飛んでいます。
普段からエントリーしているポイントではありましたが、
いつもは探れていないエリアなので、なんだか期待値が高まります。
ところが…
キャストは気持ちよく決まるも、序盤こそ魚からの反応は無く…
開始1時間後ぐらいでしょうか。
結局、最初に掛けたのはいつも通り近くのシャローエリアを探っていたS氏でした(笑)
23センチぐらいの立派なメバル。
シャローエリアといえばヒットルアーはやっぱりビートイート。
しかも立て続けに2匹キャッチ。
シャローエリアとビートイートの組み合わせは強い。
地合いがきたことを知らせてくれる貴重な2匹で、
モチベーションを上げてくれました。
本命ではないものの、序盤より魚の活性が上がっていることは間違い無し。
これは後に続きたいと、メバルの撮影を終えたのち、
こちらもマニックをフルキャスト。
S氏のメバルの撮影を終えて、わずか2投目。
着水とほぼ同時に、
ググッ!!
っというアタリ。
それまでも同じコースを探っていましたが、
ここにきて急にアタリがきました。
やはり地合いに入った!
しっかりアワセを入れて巻き上げていくと、
ゴンゴンゴンゴン!!!
下に突っ込む力強い引き。
ん?
これはクロダイか?
思ったより引きが強い。
遠投したほぼ着水地点でヒットしたので距離はありましたが、
流石に特大メバルを想定しているタックルなので
下に突っ込む引きも難なくかわして容易に寄せられました。
真っ暗な海面から姿を現したのは…
ビッグカサゴ。
カサゴってこんなに引いたっけ?と思うほどの力強い引きでした。
最初は完全にクロダイかと思っていたので…
何がともあれ、S氏に続くロックフィッシュの嬉しい一尾。
釣れたポイントを考えると、
飛距離的にいつものタックルでは届いていないエリアだったので、
このタックルで挑んだから釣れたと言っても良いでしょう。
下に突っ込むその引きは…part2
残念ながらその後、あとは続かず…
一瞬の地合いでした。
ポイントを大きく移動して、今度は磯と砂地が混在するエリアへ。
このポイントでは、少々波が高めで、いつもなら穏やかなポイントでも
波があってサラシが出ていました。
かなり浅いポイントですが、サラシの辺りはシンペンの表層巻きであれば
根掛かりを回避できるのは調査済み。
夜のサラシですが、普段はあまり見ない光景だったので、
これも一つの変化だと思い、ここを重点的に探ってみることにします。
ルアーは続投で表層を引けるマニック。
一面がサラシになり、
少し落ち着いたタイミングを見計らってのキャスト。
シャローエリアのサラシの中をマニックで引いていきます。
ところが、序盤、中盤とアタリは無く、
結果的に魚からの反応があったのは帰り間際でした。
もうあと数投でお終い。
S氏はもう切り上げて帰宅モード。(笑)
そんな中、しつこくサラシの表層をマニックで引いていると、
ガシッ!
さっきまで根に当たることもなかったコースでしたが、
急に根に当たったような感覚が…
ところが、その後の巻きは軽い。
魚のアタリなのか?根に当たったのか?
よく分からないがそのままリトリーブを継続。
ガシガシッ!
ん?まただ。
けどやっぱり、巻きは軽い。
変な漂流物にでも当たっているのか?
そのままリトリーブを継続。
ガシッ!!
ゴンッ!!!
ゴンゴンゴンッ!!!
キキキキキ…
ギューン!!
ドラグが滑りだした!
やっぱり魚だ!!
ここまでくれば、魚確定。
この間、実際はわずか数秒間ですが、
何度も何度もアタックしてきたのは魚でした。
明確なアタリというよりは、根に当たっているような感じだったので、
ここに辿り着くまで確信が取れなかったです(笑)
この日の最初のポイントで掛けたカサゴのように下に潜る強烈な引き。
ただ、カサゴよりも明らかに力が強い。
下に突っ込む力がカサゴよりもはるかに強力。
グングングンッ!!
何度も下に突っ込まれますが、
こちらは40メバルを想定したのタックル。
この突っ込みで主導権を握られてたら夢の40もバラシしてしまいます。
ということで、
難なく強烈な引きを交わしてサーフに打ち上げると…
今回はやっぱりクロダイでした。
普段は探らない夜のサラシの中で探ってみた結果、
このポイントではあまり釣れないクロダイが釣れました。
またしても本命の磯シーバスでは無かったものの、
40センチを超える立派なクロダイです。
しかも上顎付近になんだか可愛らしい模様付き。
クロダイは何度も釣ってますが、初めてみた模様でした。
何かわかる方いたら教えて欲しいです(笑)
いつもと違った視点で釣りをしてみると、同じポイントでも違った魚が釣れる事があります。
みなさんもぜひ試してみてください。
まとめ
この日の釣行は、クロダイで終了。
今回の釣行で感じたことは、やっぱり三浦半島の磯での釣りは楽しいということ。
特大メバル狙いももちろん刺激的で面白いですが、
なんせ普段から荒れているような磯で狙っているので、
基本的に足場も悪くていつもざわざわしています(笑)
三浦半島の闇磯釣行は、やっぱり楽しい。
タックル紹介
・ロッド:月下美人 EX AGS 89MLS-T(廃盤)
・リール:ダイワ 22 イグジスト PC LT2500S
ライン
・東レ シーバスPE パワーゲーム 0.6号
・プレミアムマックス ショックリーダー 2号
ヒットルアー
☆カサゴ、クロダイ☆
おまけ釣果情報
なんとS氏。
別日のリベンジマッチで立派なイソマルをキャッチ。
ヒットルアーはエバーグリーンのコルセア。
闇磯の中で、流れのあるポイントでヒット。
実はこの日も同行で、同じポイントで7センチを超えるルアーを遠投していましたが、
その直後にキャストしたS氏の5センチルアーにヒット。
これが2センチの差なのか、タイミングの問題なのかは、わかりません。(笑)
ヒラスズキのようにがっちりとした、立派なマルスズキでした!
もう少しの間、特大メバル狙いの遠征も続きますが、
三浦半島の闇磯釣行記も更新していこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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